未来と向き合い平和について考える~大学生協の戦後70年特別企画~

Peace Now!2014

Peace Now!2014

1981年から今日まで、大学生協連が取り組んできた体験型の平和学習プログラム Peace Now!。全国から集まった大学生が、広島、長崎、沖縄の3か所それぞれを舞台に学び、交流する。3泊4日のスケジュールの中で、フィールドワークや戦争体験者の講話を聞き、過去を肌で感じる。様々な価値観を持った大学生が集い、交流することで、自らの平和観・戦争観を見つめなおす。

Peace Now!Hiroshima 2014
2014年8月4日〜7日 広島市内

 1日目は平和記念資料館の見学及び平和記念公園内の碑めぐりを行い、広島での原爆被害の実態や当時の人々の思いを追体験。2日目は4つのテーマに分けたテーマ別フィールドワークを行い、参加者の興味から選択したテーマに沿って広島を深めていくほか、被爆者の方に証言をしていただいた。3日目は平和記念式典へ参加し、多くの参列者とともに祈りをささげた後、公園内にいる様々な方を対象に『あなたにとっての平和とは』を聞くインタビューを実施して様々な人の平和観を吸収した。また、社会情勢を題材に議論をする場面では、集団的自衛権をテーマとして取りあげて交流の中で自らの考えを広げた。その他、灯籠を作成し、とうろう流しの場面にも立ち会った。4日目には、異なるテーマでフィールドワークをしてきた参加者が一堂に集い、自らが何を感じ、学び、考えたのかを発信しあうフィールドワーク報告会を設けたうえで、Peace Now!Hiroshima 参加後にどのようなアクションを起こしていくのかを考えた。

Peace Now!Hiroshima 2014
Peace Now!Hiroshima 2014

Peace Now!Hiroshima 2014 参加者の声

広島平和記念資料館の東観に入ったらすぐ見られる、二つの円形の模型が印象的です。一つは被爆前、一つは被爆後、二つの模型の鮮明な対比から、戦争の残酷さを感じて、平和は大事だと考えました。(京都大学1年)

自分の平和に対する姿勢・見方。平和を当たり前のことだと思っていないか。人の願い・思いにもっと触れないといけない。(東京学芸大学3年)

外国はこれだけ興味を持っているのに、日本の平和意識はどんどん減っている気がする。きちんと伝えないといけないだろう。(東北学院大学1年)

「平和」について聞いたのですが、軽んじた答えはなく、みんなリアリティにあふれたことを言っており、自分の中ではすごく参考になりました。(神奈川大学3年)

「知って、考えて、伝える」ということの大切さや、人が身近なこと、自分のできることから動いていくことで、支えていけるということを実感した。「興味があるから参加した」という程度だが、とても意識が高まったと思う。(東京医科歯科大学3年)

Peace Now!Nagasaki 2014
2014年8月8日〜11日 長崎市内

 1日目は、被爆者の方の証言を実施した。1日目から2日目にかけては、フィールドワークを実施。フィールドワークの中で祈念式典参加、平和祈念資料館への見学を行った。3日目は、学びと交流のテーマを日本の戦争での加害者面に移し、学習会や記念館を訪問する場面を設けることで、学びを深めた。その後、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)のスタッフを講師として招き、NPT再検討会議に向けて学習会を実施した。4日目は、『私たちにとって平和とは何か』を題材として参加者同士の交流を実施したうえで、Peace Now!Nagasaki 参加後にどのようなアクションを起こしていくのかを考えた。

Peace Now!Nagasaki 2014
Peace Now!Nagasaki 2014

Peace Now!Nagasaki 2014 参加者の声

原爆について知識を持っている私たちとは違い、何だか分からないものに一瞬ですべてを壊されてしまうのは恐ろしいことだろうなと思った。私たちにできることは、被害者の生の声を聴ける世代である貴重さを忘れず、聞いた話の大切さを今後伝えていくことだと思います。(津田塾大学1年)

改めて恐ろしさを知ったし、絶対に核兵器を使うことはダメ。そして被曝して亡くなった方々に、これからもずっと冥福をささげていくべきだし、同じ過ちを繰り返してはいけない。(長崎県立大学1年)

すでに学んだ歴史だけが事実というわけではなく、また、日本の立場にとらわれていてはいけないということを学んだ。日本人から害を被った人々の声も聴くべきだと思った。(山形大学3年)

平和とは、ゴールのないもので実現するのは難しいと改めて思いました。けど、このセミナーで学んで、平和に少しでも近づける、自分の身の回りにある簡単なことから取り組むだけでどんどん変わっていくのではないかと思いました。(愛媛大学1年)

平和を守るために積極的に活動しなければならないと思った。自分にできることをやっていき、さらに勉強して理解を深めていきたいと思います。(三重大学1年)

Peace Now!Okinawa 2014
2014年9月2日〜5日 那覇市内および県内各所

 1日目は平和資料館の見学を実施したほか、観光地としての先入観の強い沖縄県の様々な側面を紹介する場面を設けた。2日目から3日目にかけてはバスを利用してフィールドワークを実施した。太平洋戦争時の沖縄県における激戦地やガマを巡るとともに、戦争体験者の講話を聞く場面を設けた。3日目は米軍基地問題を中心テーマとして、基地に関連する土地を巡るフィールドワークを行った。それらを踏まえて、4日目には4日間の学びのまとめと、PeaceNow! Okinawa 参加後にどのようなアクションを起こしていくのかを考えた。

Peace Now!Okinawa 2014
Peace Now!Okinawa 2014

Peace Now!Okinawa 2014 参加者の声

平和について深く考えることが出来た。今までなんだかんだで他人事だった気がする。知ることは一人でもどうにかできるが、交流するのはここでしかできない。自分は実感を持って生きるようになった。(弘前大学1年)

戦中についてはより理解を深められる部分もあった。知らないことがたくさんあるということにも気づきました。戦後については何より興味を持つことが出来たのはとても成長できたと思います。この4日間はとても有意義でした。(大阪大学1年)

沖縄戦がどんなものであったのか、そして問題は今も続いていることを知ることが出来ました。そして様々な視点から物事を見ることが出来るようになったのではないかと思います。(小樽商科2年)

知識だけじゃなく、実際に見て戦中や戦後の沖縄がどんな風だったか体験できたので良かったです。いろんな人の考えが聞けて視野が広がったと思うので、参加して良かったと思います。(岩手大学1年)

まずは、発信することよりも発信の仕方を考えたいと思います。実際に受信する人の立場に立ってより強くその人の心に届かせるためにはどうしたらよいのか、ということをまず前提として考えるべきと気づいたからです。(神奈川大学2年)

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