未来と向き合い平和について考える~大学生協の戦後70年特別企画~

講話者 木戸季市さん

◎原爆投下について思うこと〜核兵器は戦争の抑止に繋がりません。〜

 私はアメリカに対して、原爆を投下したことは許せません。犯罪です。同時に、これは人類の過ちだと思っています。そして、広島と長崎でも違いがあると思っています。人類史上最初の過ちが広島、その上で、さらに罪を重ねたのが長崎への原爆投下です。
 だから私たちは、何よりもまず謝罪をしてほしい、そして核兵器をなくしてほしいと言っています。核兵器をなくして、人類を守りましょうと言っているのです。
 日本被団協が結成されたとき、「私たち自身を救うとともに、私たちの体験を通して人類の危機を救おう」誓い合いました。核兵器は戦争の抑止に繋がりません。核保有国が核を所持して戦争はなくなりましたか、なくなっていません。核兵器は戦争の抑止力にならなかったのです。
 それでも、長崎での投下以降、核戦争は起きていません。それは、ヒロシマ・ナガサキの事実が核を使わせなかったのです。
 戦前においては戦争を起こすかどうかを決定するのは天皇でした。国民である臣民はそれに従うだけでした。今、日本の進む道を決めるのは国民です。安倍さんだけの責任とはなりません。その中で私たちはどのような行動を選択していくべきなのでしょうか。

講話者 木戸季市さん

◎今を生きる若者に伝えたいこと―

 最後にみなさんに謝りたい。私は75年間生きてきました。戦後いろんな場面で憲法第9条を守らなくてはいけないと言ってきたのに、今のような危機的社会をみなさんに手渡すことになってしまいました。これは私たちの責任です。みなさんには私たちの未熟な部分を補いながら、核兵器のない世界を作っていってほしいと思っています。

講話者 木戸季市さん

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