この調査は大学生の生活や意識、行動を明らかにし、大学生の生活をより充実したものにするために1963年から行っています。
全国の国公立および私立大学の学部学生を対象に、2023年10~11月にアンケートを実施。回答数9,873(30大学 回収率22.8%)をもとにした調査報告書です。
2023年度調査は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行してから初めての調査です。
登校日数や対面授業割合はコロナ禍前に近い水準となり、様々な行動制約がなくなりました。
キャンパス内外において大学生の行動・活動が拡がっていること」が調査結果にも表れており、「学生の元気」「キャンパスの活気」は確実に回復していると言えます。
経済生活では物価高騰や奨学金返済の不安などを背景に、経済的な不安やお金に関する堅実な価値観が広がっていると推察されます。
今回の報告書では、そのような大学生の意識・行動のほか、毎年調査している1ヶ月の生活費など経済生活についても、自宅生・下宿生、学部別などの詳しい数値一覧を掲載しています。