国際協同組合同盟(ICA)にはアフリカ、アメリカ、アジア太平洋、ヨーロッパという4つの地域理事会があります。ICAアジア太平洋地域は22カ国60の全国レベル組織と1つの国際組織のために働いています。専門委員会の一つにはICAアジア太平洋地域大学／キャンパス協同組合委員会があり、8カ国すなわちインド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ヴェトナムの代表組織で構成されています。この委員会は2008年12月のICAアジア太平洋地域理事会において正委員会にアップグレードされてできたものです。現在の議長は全国大学生協連の会長理事が務めています。
2007年10月、シンガポールでのICA世界総会の折、ICA大学／キャンパス協同組合世界ワークショップが成功裡に開催されました。初めての世界規模での大学生協の集まりで15カ国76名の参加がありました。参加国はカナダ、フランス、ハイチ、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、ネパール、フィリピン、ロシア、シンガポール、タイ、米国、ヴェトナムでした。
2008年12月、ハノイでのICAアジア太平洋地域総会の折、ICA大学／キャンパス地域ワークショップが開催され8カ国35名が参加しました。
国際協同組合同盟は独立した非政府組織で、世界中の協同組合を団結させ、代表し、それらに奉仕しています。1895年に設立され85カ国222会員組織からなり、経済の全部門にまたがっています。これら世界の協同組合は、合わせると8億人を超える組合員を代表していることになります。
全国大学生協連は2001年に加盟し、世界の協同組合との絆を強めています。