

愛知県立大学は、学生数およそ3300人、学部は外国語学部・日本文化学部・教育福祉学部・看護学部・情報科学部の五つがあります。
2009年に守山にある愛知県立看護大学と統合し、看護学部生が長久手キャンパスで一般教養を、守山キャンパスで専門科目を学ぶようになったため、現在、長久手キャンパスに多くの学生が集まるようになりました。
愛知県立大学生協は職員数約60人で、購買・食堂などを運営しています。

「ポイ捨てを止めよう」のポスターを貼っています
愛知県立大学生協では、大学職員の方々と協力してクリーンキャンパスを行っています。講義室を回り、清掃やホワイトボード用マーカーの取り替えなどを行っています。
講義室の環境を整えることによって、より良い学生生活を送ってほしいという目標の下、自分たちが勉強する場所を自分たちでキレイにして、勉強しやすい環境にしています。また、学生が自分たちの手で講義室の清掃をすることにより、普段からキレイに使うことを意識する、という目的もあります。
愛知県立大学は他大学に比べると講義室の数が少ないため、講義室を最大限利用する必要があり、日によっては空き講義室が一つもないという時間もあります。そのため、ホワイトボードマーカーの消耗がとても早くなってしまうという事態が起きます。講義室内にあるマーカーがかすれており、講義が始まってから教授がマーカーを取り替えに学務課に行くことも多々あります。学務課 が学生に向けて行っている授業アンケートにも、講義室を清掃してほしいという要望が多く寄せられているそうです。そのことから、学生の間で講義室の状態を良くしよう、という考えが生まれてきました。

講義室清掃中 ホワイトボード用のマーカーも点検します

大学の職員さんに、空き教室はどこか聞きます
もともとクリーンキャンパスは学生委員会主体の活動で、委員会のメンバーが講義室を回ってゴミ拾いなどを行っていました。しかし、私たち学生委員会だけでは清掃をするのに必要な道具を準備することが難しく、学務課に掃除道具を貸していただけないかお願いしました。それから、委員会主体であった活動から徐々にお互いに協力する形へと変化していきました。
そして現在では、大学側と連携してクリーンキャンパスを企画するまでに至っています。例えば、学生掲示板にクリーンキャンパスの告知をしたり、実際に大学の職員さんがクリーンキャンパスに参加したりもしています。

清掃完了後、講義室の入り口には、このようなポスターを貼ります
課題点としては、連携の強化があります。今以上に学務課と連携できるようになれば、学務課から学生全員に向けたメールで参加者を募っていただくこともでき、参加者の増加が期待できます。
参加してくれた学生からは、「自分たちが思っていたよりも大学は汚かった」「講義室等の使い方をあらためて考えるべきだと思った」「今まで気付かなかったところ(普段生活しているだけでは意識していなかった落書き、ゴミ等)に気付けた」という感想をもらえました。
まだ少人数ではありますが、参加した学生が自分たちの大学をキレイにしていこうと意識してくれたことを感じました。
私はクリーンキャンパスで清掃をするたびに、なぜゴミを捨てる人がいるのかが気になりました。ゴミを床に置いたままにするか、それともゴミ箱まで持っていくか…。どちらも大学生活を送る中ではささいなことかもしれません。しかし、そのささいなことに対して意識を持つことは、意外と難しいことなのかもしれません。
ですが、私はこの活動を続けることによって、その一人ひとりにとってはささいな出来事に気付いてもらいたいです。みんながちょっとしたことに気付くことができたら、清掃を行う必要がないくらい大学がキレイになるのではないかと思っています。これからもクリーンキャンパスに力を入れ、みんなの意識向上のサポートをしていきたいです。
私たちは、これからも学務課の職員さんと協力してクリーンキャンパスを続けていきます。
その様子をブログで更新していきますので、興味のある方はぜひご覧ください。
(学生委員会iris 環境部局長 井上祥吾)