各政党・国会議員に聞いてみた!
奨学金制度に関する考えと行動

民進党 衆議院 荒井 聰 先生

①政府案も含め奨学金制度の関する問題についてご意見をお聞かせください
一定の成績要件を付する給付型奨学金の大幅拡充が急務。
短期に十分な財源を確保できない場合には、少なくとも希望者全員が無利子奨学金を受給できるような支援策の拡充を行うべき。
②項目①でお答えいただいたことに関する貴党・会派、また貴殿の今後の行動予定等をお聞かせください。
党の関連部会やマニフェスト作成時の検討会などの場で、給付型奨学金の拡充を積極的に働きかけていく。
③私たちのアピール文やアンケート感想、全国の大学生へのメッセージがおありでしたらお聞かせください。
教育機会とチャンスの平等を保障することで、格差是正や社会に活力を生み出すことができます。

親の経済力格差による教育格差・貧困の連鎖を断ち切ることは、将来的には納税者として社会の中核を支える存在となり、社会保障の持続可能性にもつながります。

私は12歳の時に教育者であった父を亡くし、母子家庭で育ちました。現在、政治家の傍ら、父の遺した学校法人の理事長を引き継ぎ、内閣府の企業型保育園補助事業を活用することで札幌の待機児童解消に向けた取り組みや、医療的ケア児受け入れなど障害児保育の拡充・実現を目指し、インクルーシブ教育をライフワークとして実践、全力で取り組んでいます。

「努力をすれば報われる」、「誰もがチャレンジすることができる教育環境や社会をつくる」を信念として掲げ、給付型奨学金拡充も含む教育関連政策を実現していきたい所存です。