平和

Peace Now! 2012 開催報告

2012年度 Peace Now! 無事終了!

組合員の平和で安全な生活を守るために、大学生協は社会を巻き込んだ平和活動に取り組んでいくことが必要であり、その平和活動を具体化したもののひとつとして、今年もPeace Now! を開催しました。ここでは、写真や参加者の声を紹介します!

2012年度 Peace Now!のテーマ

つながる、つなげる Piece of Peace ~"今"考え創り出そう!私たちの未来を~

Peace Now! Hiroshima 2012

開催概要

開催日程:
2012年8月4日(土)~7日(火) 3泊4日
開催都市:
広島県広島市
宿泊施設:
広島ピースホテル(広島市西区横川町)
参加実績:
30会員・6ブロック 64名 
(2011年度 39会員・7ブロック 95名)
運営体制:
実行委員長 宮坂雄平(全国大学生協連)
企画局長  築地祐太(広島大学)
事務局次長 岡崎大地(中国・四国ブロック)
実行委員  松山大学、徳島大学、岡山大学の学生3名

Peace Now! Hiroshima 2012の獲得目標

  • ヒロシマの過去を五感で感じ、自分の想いを言葉にできる
  • 仲間との交流や活動との出会いから視野を広げ自分の可能性に気づく
  • 仲間の前で決意表明して、仲間と共に行動できるようになる
1日目(8月4日)
  • 開会式
  • 平和祈念資料館見学
  • 碑めぐり
  • 感想交流、フリーセッション
2日目(8月5日)
  • テーマ別フィールドワーク
    A ヒロシマの復興 ~廃墟からの復活~
    B 世界中のぼくらとヒロシマ ~コレカラを作る一員として~
    C 私たちだからできること ~学生である今、感じておきたいこと~
    D 伝えようとするものに触れ、感じ、考えてみよう
  • 被爆者証言
  • 原発問題から平和を考える時間
3日目(8月6日)
  • 広島平和祈念式典参加
  • ピースインタビュー
  • 講演会
  • 大討論会
4日目(8月7日)
  • 決意表明の時間
  • 閉会式

参加者の感想(一部抜粋)

  • 決意表明の話し合いをしている最中はすごく大きい話になっていたけど、みんなの決意はすごく身近なことばかりでした。それは多分身近な小さなことからはじめれば、平和に近づくということだと思いました。
  • すべてのことに対してうのみにせず、自分自身で考えるという点が非常に重要であると強く感じた。
  • 被爆者の方がどういう思い出活動をされているのかを知ることができ、また自分たちがこれから活動へシフトしていく上で大切なことを聞けてとても良かったです。
  • 自分にはまだまだ確固足るものを築ける自信がなく、知識を増やすとともに主体性を持っていきたいです。

Peace Now! Nagasaki 2012

開催概要

開催日程:
2012年8月8日(水)~11日(土) 3泊4日
開催都市:
長崎県長崎市
宿泊施設:
ながさき式見ハイツ(長崎市四杖町2671-1)
参加実績:
30会員・6ブロック 64名 
(2011年度 39会員・7ブロック 95名)
運営体制:
実行委員長 鈴木隆介(全国大学生協連)
企画局長  松本優美(長崎県立大学佐世保校)
事務局次長 馬場涼美(九州ブロック)
実行委員  九州ブロック、長崎大学、
長崎県立大学佐世保校、
長崎県立大学シーボルト校の学生6名

Peace Now! Nagasaki 2012の獲得目標

  • 長崎の昔と今を知ろう。
    …原爆資料館・原爆遺構巡りや被爆者講話を通し、長崎での出来事と現在の様子を知る。
  • 長崎から様々な問題を考えよう。
    …原爆以外の戦時中に起こった様々な問題にも目を向け、そこから原発問題など今の社会を考える。
  • 長崎から発信しよう。
    …4日間で感じ・考え・知ったことを今後忘れないように残していく、伝えていく。
1日目(8月8日)
  • 開会式
  • フィールドワーク(長崎原爆資料館、平和公園、永井隆記念館)
  • 感想交流、フリーセッション
2日目(8月9日)
  • 平和祈念式典参加
  • フィールドワーク
  • 被爆者講話
  • 感想交流、フリーセッション
3日目(8月10日)
  • フィールドワーク
  • 分科会学習会
  • 原発問題に関しての時間
  • 感想交流、フリーセッション
4日目(8月11日)
  • 大討論会
  • 地域別の時間
  • 閉会式

参加者の感想(一部抜粋)

  • 1人で考えても、自分の意見を見つめなおしたり、深めたりといったことができないので、今回のように話し合うという場は、自分にとっても相手にとっても重要だと感じた。
  • 一番感じたのは、あらゆる戦争の被害者の悲しみや苦しみに目を向けることが重要だということ。広島・長崎の被爆者も、沖縄の被害者も、中国・朝鮮などの被害者も、加害者といわれる日本兵や米兵にもそれぞれの葛藤や苦しみがあったのだろう。それらの多くの声に耳を傾けこう背に伝えていくことが重要だと思った。
  • 知らなかったことも知って、新しい材料をたくさん得ることが出来た。参加前よりも明確な根拠を持って平和とは何かを話すことが出来るようになったのではないかと思います。

Peace Now! Okinawa 2012

開催概要

開催日程:
2012年9月4日(金)~7日(月) 3泊4日
開催都市:
沖縄県那覇市および沖縄県内各所
宿泊施設:
かんぽの宿那覇レクセンター
(沖縄県那覇市港町2丁目9-15)
参加実績:
43会員・7ブロック 112名 
(2011年度 44会員・9ブロック 127名)
運営体制:
実行委員長 吉田尚樹(全国大学生協連)
企画局長  岡野一也(琉球大学)
事務局次長 松下元気(琉球大学)
実行委員 琉球大学の学生10名

Peace Now! Okinawa 2012の全体テーマ&各日テーマ

「Keystone of the Peace!~ワタシからアナタへ ココから未来へ~」

1日目:沖縄の「過去」と「今」~ココからコレカラへ~

2日目:Feel Past! Feel Now!

3日目:BaseをBaseで考える。日本の平和、沖縄の平和。

4日目:みんなで創る平和~ココから未来へ~

1日目(9月4日)
    沖縄の「過去」と「今」~ココからコレカラへ~
  • 開会式
  • 摩文仁フィールドワーク(平和祈念資料館、平和記念公園)
  • 感想交流、フリーセッション
2日目(9月5日) Feel Past! Feel Now!
  • 首里城フィールドワーク
  • ガマフィールドワーク(アブチラガマ、ヌヌマチガマ)
  • 沖縄戦の証言を聞く時間
  • 平和祈念公園フィールドワーク
  • 感想交流、フリーセッション
3日目(9月6日) BaseをBaseで考える。日本の平和、沖縄の平和
  • 嘉数高台、佐真下公園、沖縄国際大学フィールドワーク
  • 北谷フィールドワーク
  • 嘉手納・砂辺フィールドワーク
  • 感想交流、学習会、フィールドワーク
4日目(9月7日) みんなで創る平和 ~ココから未来へ~
  • 4日間のまとめ、全体発表
  • 地域別の時間
  • 閉会式

参加者の感想(一部抜粋)

  • 基地問題で沖縄県民全員が反対していると思っていたけど、賛成意見の人もいて、その理由も知って、メディアだけの情報をうのみにしてはいけないと思いました。自分で情報の真偽を考えようと思いました。
  • まず、自分自身としては色々なニュースなどに興味をもち調べるということをしないといけないと思った。上辺だけをみていても何もわからないし、今回、沖縄の裏をみた経験を活かして行動したい。次に、周りの人へ伝えることを大切にしたい。私もそうだったように教えてもらわないとわからないことがたくさんあると思うので、周りに伝えて平和の波っていうのを日本だけじゃなくて少しずつでもいいから世界にも広げていけたらと思う。
  • みんなとの会話の中で、自分の知らないことが多すぎたと思い巻いた。本を読んだり、新聞読んだりしていただけでは十分ではないなと。あと、ガマの経験もよかった。自分の身で感じるというのは、少しだが当事者の気持ちに近づける。