「協同組合の原点に立ち返り大学生協を考える」
〜2024全国教職員セミナーは東北での開催に向けて大きく動き出す〜

全国教職員委員長 只友 景士

こんにちは。全国教職員委員会・委員長の只友景士です。2023年の厳しい残暑も彼岸で一段落。やっと秋の気配がしてきました。

さて、私たち全国教職員委員会は、2年に一度全国教職員セミナーを開催しています。コロナ禍で2020年に予定していたセミナーは、2年延期され、2022年9月2日・3日に無事に横浜国立大学をお借りして開催することが出来ました。

そして、2024全国教職員セミナー開催とその成功に向けて、全国教職員委員会が動き始めました。メインテーマは、標題の「協同組合の原点に立ち返り大学生協を考える」とし、開催時期を2024年9月上旬頃と定め、そこに向けて動き出しました。

開催ブロック・開催校は、コロナ禍の影響もあり、慎重に決めなければならないところもありましたが、第4回全国教職員委員会(9月24日)の場で、東北ブロックから開催ブロックを引き受けるとの力強い申出がありましたので、2024年の全国セミナーは東北で開催する方向で調整に入りました。まだ、開催校は決まっておりませんので、今後ブロック内で調整をして頂くことになりました。

全体会・分科会のプログラム内容につきましては、「2023年度中の各ブロックにおける教職員セミナーや全国教職員委員会のプロジェクト活動の企画イベントの中から発展的なプログラムに出来たら良いな」と委員会のメンバーと話し合っています。例えば、協同組合プロジェクトチームが、全国理事長セミナー(2023年9月2日開催)にて提供した話題は、「大学生協専務が教職員理事・監事に期待することとは?」と題して、会員生協の専務理事の皆様にお願いしたアンケート結果を基に報告がなされました。全国の大学生協の専務さん達に直接アンケートを採り、その回答から、専務さんが教職員理事・監事に期待していることが明らかになってきました。詳細は、後日このホームページにレポートが掲載されます。私も会員生協の理事や監事を何年か務めておりますが、今更専務さんに「私に期待していることは?」と聞けないですし、新任の理事・監事さんも聞きにくいところだと思います。そこを全国調査してみた結果が提供されました。こうした活動から、会員生協の理事会を学生理事達と活性化して行くにはどうしたら良いのかなど大学生協を活性化するとともに、コロナ禍後のキャンパスの再生のヒントを見つけることが出来たら良いかなと考えています。

これから2024全国教職員セミナー開催まで時々に応じて情報発信をしていきます。2024年9月東北ブロックで開催されるセミナーで、皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。