新しい店舗と食堂 2009

大学生にとってキャンパス内での生活に欠かせない存在である福利厚生施設。今年も大学生協が運営を担う2009年度に新設・リニューアルされた最新の施設をご紹介します。
大学内の店舗・食堂の新設やリニューアルは急速に進んでいますが、大学生協の施設には60余年にわたって大学内施設として培ってきたノウハウとアイディアが反映され、そして何よりも、学生の利用動向を知り尽くした大学生協だからこそ実現できるアメニティを提供しています。
今回は、各大学生協より紹介をしていただきました。

2009年度に新設・リニューアルされた施設一覧

各大学の状況に合わせた施設改善

全国大学生活協同組合連合会 専務理事 和田寿昭

大学生協は、生協の店舗が「勉強や研究の合間にリフレッシュできる場、友人との語らいの場、そして文化や知恵の発見の場」となることを願って、多くの利用者に満足のいくサービスを提供するよう努めています。

最近の各大学生協の改装事例の中でいくつかの特徴点を紹介したいと思います。

第一に、ハラールフードの提供などを可能とする厨房や出食カウンターの見直しを行っている事例があります。

ハラールフードを提供するためには、厳密に食材を管理し、調理場所を厳密に分けることなどが求められます。留学生30万人計画を実現するためには、様々な国から来る留学生の多様な食文化にも対応できる食堂づくりが欠かせません。

第二に、昼食時の混雑を少しでも解消するために、食堂の増床および席数を増やす改修が進められています。

大学生協食堂のメニューは、カフェテリア方式で多くのメニューから選択でき、健康的な食生活をおくる上で必要なものは基本的に品揃えされています。安価でかつ多くのメニューから選択できる生協食堂店舗は、昼食時には多くの学生、教職員が利用されます。やむなくパンや市販弁当を利用している方もかなりいらっしゃいます。そういった方々にもできるだけ生協食堂を利用していただきたいと思い、大学と相談させていただきながら食堂の席数を増やすために改修する事例が増えています。

第三に、各大学の学部校舎内にサテライト店を出店するケースが増えています。

キャンパスの立地上、厚生施設から離れていて利便性が悪い学部からの要望や大学との相談の中で出店しています。あまり大きな店舗を想定せず、利用者の利便性を中心に品揃えしています。

このように大学生協は各大学の状況に合わせて、大学生協の店舗のレベルアップをはかるべく日々努力しています。利用者の要望をよく聞き、その要望をできることから実現し続けていく中で生協店舗の改善を進めています。今後とも大学生協の店舗や食堂にご期待ください。