今回は、『死亡フラグが立ちました』などの「陣内・本宮シリーズ」や『ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件』などの「黒井マヤシリーズ」の著者、七尾与史さんにご寄稿いただきました。歯科医師でもある著者が小説を書いてみようと思うきっかけとなった本についてエピソードとともにご紹介いただきました。人生何があるか分からない!?
『ななつのこ』『ささら さや』など、「日常の謎」を解くストーリが特徴的でもある加納朋子さんが登場してくださいました。2013年に発表された待望の新刊『はるひのの、はる』(ささらシリーズ)を中心に、これまでの作品について大いに語っていただきました。作品と同様、加納さんの温かく優しいお言葉の数々をみなさんへお届けします。
帯広畜産大学の小池正徳先生にご登場いただきました。マンガ『銀の匙』のモデルにもなった帯広畜産大学の実習のお話や、大学全体で取り組まれている読書活動のお話、また小池先生やインタビュアーの本への愛情についてたくさんお話いただきました。
蔵書票とは本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片のこと。普段はほとんど目にすることがない蔵書票ですが、その魅力と解説、作り方などを真面目に、そしてユーモアたっぷりに、いつもとは少し違うテイストでお届します。
久々の絵本企画です。まずは大型企画、「14ひきのシリーズ」、「かんがえるカエルくん」など皆様にはお馴染みの絵本を手掛けていらっしゃる絵本作家のいわむらかずおさんに、絵本作家としてのお仕事や「いわむらかずお絵本の丘美術館」について、たくさん語っていただきました。また、「おてて絵本」「仕掛け絵本」などユニーク企画のほか、絵本を原著と翻訳もので読んでみようという「絵本を2カ国語で読んでみよう」、プレゼントにおすすめな絵本、そして『読書のいずみ』のメンバーが見つけた絵本専門店をご紹介しています。読者ハガキで寄せられた「思い出の絵本」もまた、皆さんに懐かしい絵本がいっぱいです!
いろいろな大学で取り組まれている読書にかかわる活動をご紹介するコーナーです。活動の規模は大・小関係なく、お茶をのみながらのんびり本について語り合うささやかなものから、大勢の仲間と開催するというイベントまで、大学生が主役の活動なら何でもOKです。「私たちの活動を紹介したい!」という方は、編集部(izumi@univcoop.or.jp)までご一報ください。今回は千葉大学の「ちば読。」をご紹介させていただきました。
このほか、「読書マラソン二十選」は、第9回全国読書マラソン・コメント大賞の受賞作品を掲載。レギュラーコーナー、西村朱美さんの連載エッセイ「好きならしょうがない」、「スタッフのリレーエッセイ」、洋書シリーズ「Reading for Pleasure」、「ロンドン便り」などもいつもどおり健在! そして久々の掲載となった「レッツクッキング」は特集にあわせて絵本『ぐりとぐらとすみれちゃん』からおいしいレシピをご紹介しています。137号もどうぞお手にとってご覧ください。
●加納 朋子VS 髙橋元紀(名古屋大学大学院)・永岡由貴(千葉大学)
●小池正徳(帯広畜産大学) VS 鈴木孝直・梶田万智子
「本好きに謎がきらいなひとなんていない。」
●西村朱美
●水野邦太郎
「蔵書票物語」 ●北野晶子(信州大学)
●菊地絵里香
~enjoy eating たのしいしょくせいかつ~
★本から再現!おいしいレシピ★
『ぐりとぐらとすみれちゃん』 (なかがわえりこ・やまわきゆりこ/福音館書店)
●石橋純子・中村香奈子
●田口祥子(読者スタッフ・跡見学園女子大学)
● 読書マラソン二十選! ≪第9回全国読書マラソン・コメント大賞受賞作品≫
●いずみスタッフの読書日記
千葉大学 ちば読。
絵本作家インタビュー いわむらかずお ●取材・文=永岡由貴
●門脇みなみ
●門脇みなみ
●選書・コメント=いずみ委員
●選書・コメント=いずみ委員
●永岡由貴 ●神田奈央子 ●髙橋元紀 ●北野晶子
~読者ハガキから~
&2014年度「読者スタッフ」募集のご案内(応募期間2014年2月末日まで)
※本誌記事・写真・イラストの無断転載を禁じます。
『読書のいずみ』は大学生協の書籍店で無料配布しています。
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