今春スタートしたオールナイトニッポンZEROで朝井リョウさんとともにパーソナリティを務める加藤千恵さん(歌人、小説家)にご寄稿いただきました。幼いころからの本との付き合い方、そして中学三年の夏にある一冊の本と出会い加藤さんが起こした行動とは……。心あたたまるエピソードが綴られたエッセイです。
今回は児童文学作家の村山早紀さんにご登場いただきました。児童文学はもちろん『コンビニたそがれ堂』や『その本の物語』など、一般向け作品としてもたくさんの作品を世に送り出している村山さん。3月にはポプラ社から『コンビニたそがれ堂 セレクション』を、また、集英社オレンジ文庫からは『かなりや荘浪漫』を続けて刊行するなど筆の勢いは止まりません。書くことによって得られる喜びや、作品を通じて広がる出会いなど、ご自身の読書体験とともに語っていただきました。
立命館大学の谷口忠大先生にご登場いただきました。先生の研究分野である記号創発システムのお話から、谷口先生が発案された「ビブリオバトル」の話題まで、刺激たっぷり、いつもより少し濃い内容でお送りします。
今回は、4月に開催された文学フリマ in 金沢にお邪魔してレポートをさせていただきました。大都市での開催が多かった文学フリマ(以下、文フリ)ですが、今年は、全国制覇を狙うかのごとく、各地での開催が企画されています。金沢もそのひとつ。初めて足を運んだ文フリで、どんな出会いが待っていたのか――。ぜひご覧ください。
古来から受け継がれてきた文化、技術。消えゆくものもあれば、いまここに残るものもあります。現代社会で暮らす私たちでも、当たり前すぎてその魅力を見過ごしている「和」。身の回りに転がっている「和」ともう一度向き合うきっかけになればと思い、特集を組みました。少し偏りはあるかもしれませんが、のぞいてみてください。
このほか、大好評、西村朱美さんの連載エッセイ「好きならしょうがない」、「今日もひとりの手仕事日和 ほんのりインテリア アレンジ」、「スタッフのリレーエッセイ」、洋書シリーズ「Reading for Pleasure」、「フランス便り」、「出版社のおすすめ本プレゼント」などレギュラーコーナーも健在。
また、第11回全国読書マラソン・コメント大賞の応募用紙やイラストレーター山口マオさんと『読書のいずみ』が一緒に繰り広げる素敵な企画のお知らせもあります。
●「よみとも倶楽部」……ご紹介いただける活動を募集中です。
いろいろな大学で取り組まれている読書にかかわる活動をご紹介する新しいコーナーです。活動の規模は大・小関係なく、お茶をのみながらのんびり本について語り合うささやかなものから、大勢の仲間と開催するイベントまで、大学生が主役の活動なら何でもOKです。「私たちの活動を紹介したい!」という方は、編集部までご一報ください。
●「今日もひとりの手仕事日和」……手軽にできるハンドメイドをご紹介しています。読者の皆様が「こんなものをつくってみたいけど、まずは『読書のいずみ』で紹介して!」というものがありましたら、編集部へリクエストをお寄せ下さい。
上記いずれも、編集部メールアドレス(izumi@univcoop.or.jp)へ
◆村山早紀(児童文学作家) VS 熊崎 菜穂(金沢大学)
◆谷口忠大(立命館大学)VS 池田光平・林 楓
◆水野邦太郎
◆熊崎 菜穂
◆根本拓也(読者スタッフ・早稲田大学)
◆西村朱美
◆松木美緒
ハンドメイド部活動記録 Vol.5 <ほんのりインテリアアレンジ>
◆門脇みなみ
◆北野晶子
インカレ読書サークル よみとも倶楽部
●読書マラソン二十選! ●いずみスタッフの読書日記
◆郡司 聡(KADOKAWA)
◆北野晶子
◆向井悠理
◆いずみ委員
~ わたしのすきな“和” ~ ~ 読者はがきから~
※本誌記事・写真・イラストの無断転載を禁じます。
『読書のいずみ』は大学生協の書籍店で無料配布しています。
品切れの際は、一冊につき82円切手4枚を同封の上、編集部にお申し込み下さい。