読書のいずみ

読書マラソン三十選!

新しい1年のはじまりに、『読書のいずみ』編集部から読者の皆さんに読んでほしい和書・洋書を30点ピックアップしました。和書は第8回全国読書マラソン・コメント大賞に寄せられたコメントから、洋書は福岡県立大学のIRCに参加されている学生の皆さんのコメントからにご紹介します。

『まほろ駅前多田便利軒』
三浦しをん/文春文庫

『まほろ駅前多田便利軒』

しばしば、人との関係が面倒に感じる。「何か」が起きるからだ。これは、人それぞれ違う。この本は、たくさんの「何か」が起きる、便利屋を営む男二人の物語だ。便利屋という職業では、多様な人間と出会う。国籍も人種も生い立ちも、誰ひとり同じ人はいない。そして、それぞれが抱えているものも違う。「人生には悲惨な人生とみじめな人生がある」ウッディ・アレンの『アニーホール』の中の台詞だ。心の奥底にある、鬱積した感情は、もやもやとしてそう簡単には消えない。けれども、この本を読み終えたあと、私はこう感じた。「みじめな人生も、捨てたものじゃない」と。

(北星学園大学/きなこもち)

『恋のトビラ』
石田衣良ほか/集英社文庫

『恋のトビラ』

「寂しい奴だと思われたくなかった。そのためだけに私はいつも誰かを求めていた」  恋愛はいつも美しいというわけではない。誰だって、ときには悲しい恋愛だってする。辛いのがわかっているのに、そうしてしまう。恋は振り返れば美しいもの、辛いものの二つに分けられるけれど、実際に恋をしているときは、全力で、辛くて悲しいものだとしても、美しいものだと思えるのだ。楽しくて、明るい恋ばかりではない。でも、それだって別にいいじゃない。そう思えるための、トビラ。

(宇都宮大学/いちのえ)

『東京公園』
小路幸也/新潮文庫

『東京公園』

「何かになっている自分が想像できない」。すごく共感した。なりたいと強く思うことがなく、将来が想像できなくてどこか息苦しい思いが自分の心にあるからだ。夢を持っている友人をかっこよく思う反面、羨ましくも思う。そして何も持っていない自分に焦りを感じるのだ。「まだ途中の日々だけど、確かに」ふっと胸が軽くなった。まだ決めなくてもいいのかもしれない。どこがゴールかは誰にもわからない。けれども一歩一歩毎日を進んでいくことで、自分を作っていくことはできる。答えを渡されたわけではない。だが、前を向くことができた。

(愛知教育大学/たけのこ)

『左京区七夕通東入ル』
瀧羽麻子/小学館文庫

『左京区七夕通東入ル』

「自分がすごく苦手なもの」のことが好きで好きでたまらない、そんな人を好きになってしまったら、どうしたらいい? この本の主人公・花は大の数学嫌いなのに、数学にとりつかれた理系男子「たっくん」に恋してしまった。好きな人が、自分の全く分からない世界に自分の存在が見えなくなるほどのめりこんでいる、そんな状況は考えただけでつらくて、さびしくて、悔しい。頑張って勉強すればいいのだろうか。それとも彼にお願いする? 本当に難しい。自分のことを見てほしくて、でも相手に負担をかけたくなくて……。考えて考えてたどり着いた、お互いが無理せずに輝いている二人の恋は、ステキだ。

(早稲田大学/唐揚げ)

『きいろいゾウ』
西加奈子/小学館文庫

『きいろいゾウ』

かわいい。「可愛い」のイメージではなく「かわいい」のである。ムコさんとツマの若夫婦が繰り広げるまるで漫才のような日常。優しい文体が時には笑いを、時には涙をほっこりと心に届けてくれる。登場人物のみんながかわいく、たくましく、何気ない日常にこそ幸せがあることを教えてくれる。実を言うと、私はこの本に何度となく助けられている。恋に迷いを生じたとき、ふと手にとって読み返しているのはこの『きいろいゾウ』。未来はきっと冬の太陽みたいな暖かさに満ち溢れているんだよ。そう言って、そっと背中を押してくれる。

(酪農学園大学/なしつぶ手)

『ゴールデンスランバー』
伊坂幸太郎/新潮文庫

『ゴールデンスランバー』

人間の最大の武器は習慣と信頼。そしてもう一つ、それは笑うことだ。どんなに困難な状況だって、ふふっと笑えれば。いや、私には無理かもしれないけど、もしも、ふふっと笑えれば……確かに不死身になれる。なんでもできる気がする。それなら、世界のどこかにいる“味方”を信じて笑っちゃえばいいのである。このだだっぴろい世界の中で、真実なんてどうせ分からないし、正義とか悪とかそういうものは、いくらでも入れかわる。それなら、自分と仲間を信じて生きていくのもいいんじゃないか? 何かよく分からない巨大なものが敵になったとき、我々庶民は逃げるしかない。主人公の庶民・青柳は、習慣と信頼、そして笑うことを武器にとにかく逃げる。彼は確かに、不死身であった。生きているし、生きてゆく。

(神戸大学/つき)

『待ってる 橘屋草子』
あさのあつこ/講談社

『待ってる 橘屋草子』

誰かを、何かを待ち続けながら厳しい現実に身を置き、一日一日を必死に生きて生きて、生き抜いてゆく――。何もなく平凡に学生生活を送っていられることは、確かに幸せではある。だが、それはあくまで誰かに準備してもらった幸せではないだろうか。12歳で橘屋に奉公に来たおふくをはじめ、そこで働く女性の後ろ姿は、凛としていて、動じないゆるがなさを感じさせる。ゆとりの中で私たちが忘れかけている真の“生きる力”とは、自らの信念を胸に秘め、自分の手で道を切り開いていくことだと諭される。

(岡山大学/ペンダコ)

『おさがしの本は』
門井慶喜/光文社文庫

『おさがしの本は』

あなたが探している本は何だろう。私の知っている本だろうか。それとも存在すらしていない本なのだろうか。本を求めて、探している人にはそれぞれの背景と想いがあって、それらが全て詰まっているからこそ見つけてほしいと思っているのではないだろうか。私にも思い出の本があるけれど、まだまだ短い人生なのでそれほど色あせたり古くなったりはしていない。でも、もっとずっと生きてきた人にとっての思い出の本は、思い出と一体化していて探すのが困難なのかもしれない。そんな時に図書館で探してもらって、こう返ってきたらどんなにうれしいか。“お探しの本はこちらですね”。

(横浜国立大学/こち)

『キャンパス事情』
光丘弘二/幻冬舎ルネッサンス

『キャンパス事情』

香之はまじめで純真な青年だった。それが大学に入った途端、恋に目覚める。香之は実質四股五股に近いくらいに女の子を惚れさせ、惚れて、一般的に見るととんでもない奴だ。が、女の子をまじめに愛し、見ているだけで幸せという香之は本当に右往左往する政治家のようで、少し悲しく、かわいそうに思えてきた。女の子を求め、女の子は泡のように消え、得るもののない大学生活のお手本となる本だった。

(広島修道大学/Pengin)

『ナラタージュ』
島本理生/角川文庫

『ナラタージュ』

この本のことを熱く語る私に、ある先輩は「出会った時期もよかったのかもしれないね」と言った。その通りだ。高校生だったころ、主人公の泉は私にとって唯一の理解者だった。気心の知れた友人も、赤ん坊のころからの私を知る家族も、もっと言えば私自身でさえも理解することができなかった感情を、この本は苦しいほど表現してくれた。「きっと、子どもだったから愛とは違うとかじゃなくて、子どもだったから、愛してるってことに気付かなかったんだよ」。その言葉を大学生になった私が今受け止める。あの頃たしかに誰かを愛していた私を見つめながら。

(高知大学/さゆみ)

『銀の匙』
中勘助/岩波文庫

『銀の匙』

小さな子供を見ると、かわいいな、守ってあげたいなと感じる。子供は文句なしにかわいい。もみじみたいな手のひらも、熟れた桃のように柔らかい頭も、小さなおしりも全部かわいい。しかし、大人は、かわいいかわいいなんて言いながら、子供の気持ちなんてすっかり忘れている。子供は子供なりのルールで自分の人生を真摯に生きており、大人が見過ごしている真実もちゃんと見抜いている。子供は本当に小さくてさりげない存在だ。しかし、子供の目を通して見る世界の美しさ、深さ、そして時にもの哀しさは、澄んだ水のように心にしみ入ってくる。

(大阪市立大学大学院/梅ちゃん)

『春の窓』
安房直子/講談社X文庫

『春の窓』

つらいことがありました。もう一生立ち直れないのではないかと思いました。そんな時、偶然この本に出会いました。ふわっとほほえみが、心にともるような、あたたかい本です。安房直子さんの紡ぐ優しい世界に、とてもとてもしあわせを感じます。にっこりと、また笑うことができて、本当にうれしいです。安房直子さんありがとうございます。私にとっての“春の窓”となりました。

(名古屋大学大学院/織)

『リスボンへの夜行列車』
パスカル・メルシエ(浅井晶子=訳)/早川書房

『リスボンへの夜行列車』

会ったことはないけど、この人、私とどこか似ていると思う人がいる。ただの文字の羅列なのに、人生を変えてしまうほどの力を持つ。その人が生きていようがいまいが、出会いというものはある。私にも、これに、この人に出会っていなかったら今の私はいない、と思える出会いがあった。この本を読んでいる間、ずっと長く旅をしてきた感覚に陥った。不思議な魅力を持った、どこでもないどこか。でも今、旅が終わり振り返ると、旅というものは自分を発見する時間でもあると考える。旅先で出会う人々は、自分の鏡なのかも知れない。

(桜美林大学/イラ)

『若きウェルテルの悩み』
ゲーテ(高橋義孝=訳)/新潮文庫

『若きウェルテルの悩み』

恋は病気だ。ときには死へといたらしめる。しかし魅惑的な病である。主人公のウェルテルは若き芸術家。ある初夏の舞踏会で、彼は人妻のロッテに恋をした。とうてい叶わない恋だ。情念の果てに彼は自殺してしまう。これは今から200年以上も前に、それもわたしたちが暮らす日本から遠く離れた場所で書かれたものである。そうは思えない。昔の人たちも、わたしたちと同じように、悩み、乗り越え、生きてきたのだと考えると、歴史が愛おしく思える。あなたは恋のために死ねますか? 死ねるほど人を深く愛せることは、一生恋愛の心がわからないまま死ぬより、ひどく素敵なことに違いない。恋は盲目だ。それゆえに、どこまでも深く落ちられる。

(広島修道大学/ねこ)

『ドリアン・グレイの肖像』
オスカー・ワイルド(福田恒存=訳)/新潮文庫

『ドリアン・グレイの肖像』

これは“美”に魅了された男の物語だ。主人公、ドリアンはどれほど背徳の快楽に耽り罪悪を重ねても、その美貌を損なうことはない。何故なら本来彼が負うべきものを肖像画が引き受けていたからだ。外見に悪の印が現れないからといって、人はこれほどまでに残酷になれるものだろうか。それは、罰がなければどんな罪を犯しても良いというのと同じだ。装飾的で華麗な描写が多いが、ドリアンの心は見た目とは逆に空っぽになっていくようだった。今は肖像などなくとも、美容整形等で美と若さを手に入れられる時代であるだけに、ドリアンの美人への執着と、恐怖心は全くの他人事でなく、背筋が寒くなった。

(埼玉大学大学院/kino)

『「やめること」からはじめなさい』
千田琢哉/星海社新書

『「やめること」からはじめなさい』

僕がこの本を読んだ時、季節は春。新しい年度が始まって、新しいことが始まって、色々なことを手一杯にしたかった。だけど気づかされた。僕がしたかったことは、いつの間にかやらなければいけないことに名を変えて、いつも僕の思考にまとわりついてしまうことに。それならばやめてしまおう。僕は思った。本当に大切なことだけ握りしめ、他はすべて手放してしまえば、五月病とは無縁の日々が来るだろう。

(大阪教育大学/ゴブソン)

『世にも美しい数学入門』
藤原正彦・小川洋子/ちくまプリマー新書

『世にも美しい数学入門』

藤原正彦先生の言葉を読んで、私が大学入学当初から抱いていたもやもやした気持ちがさっと無くなった。大学で数学を勉強していることを人に話すと、就職先について必ず訊かれる。そのたびに私は、将来の職業に直結するような学部学科に進学すべきだったと後悔したり、数学を将来の職業に活かさなくてはならないと思いこんだ。しかし今は、役に立たない数学を学んでいることに誇りを持てるようになった。理解できずに苦しい思いをしている時間が大半だが、その中の数学を理解していく一瞬一瞬が私はとても楽しい。そのことは、大学で数学を専攻する立派な理由になることに、ようやく気づいた。

(お茶の水女子大学/かなちゃん)

『国土と日本人』
大石久和/中公新書

『国土と日本人』

「人の輝きを国土が支える『人と国土』の思想」。東日本大震災を経験し、改めて、日本が厳しい自然条件との共存のもとに成り立っていることを実感させられた。その中で、いかに日本は国づくりを再スタートしていくべきなのか。そのヒントを、“国土への働きかけ”という視点から与えてくれる。大震災からの復興プロセスの中でよく耳にした“絆”というキーワード。今現代を生きる私たちがつながることを意味する言葉。これに加え、これから求められる視点、それは次の世代へとつなげる“継承”。「吾々はそれを前代から受け継いだよりも好いものとして、これを次代に引き渡さなくては済むまい」。小泉信三氏の言葉が胸に響く。

(早稲田大学/とらのもん)

『テレビは原発事故をどう伝えたのか』
伊藤守/平凡社新書

『テレビは原発事故をどう伝えたのか』

事故後、原発に関する本や政府の対応を批判する本がたくさん出回った。2012年3月11日には、たくさんの特番が放送された。そんな中、私はあの時「いつ、どの番組で、どんな情報が流れ、どんな人が、どんな発言をしたのか」を知りたいと思った。ライフラインが遮断され、給水所と家を往復していた頃よりは、落ち着いて冷静にテレビの報道を振り返ることができる気がした。情報が錯綜するなかで、どんな報道をしてほしかったのか。自分が画面の中の人間だったら何を言ったのだろう。自分の中で、答えはまだ出ていない。

(お茶の水女子大学/菜々)

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』
竹田恒泰/PHP新書

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』

海外で、日本人留学生は減少傾向にあるらしい。「最近の若者には向上心がない」ってエライ人達は嘆いているみたい。でも、なんで「留学しない=向上心がない」って方程式が成り立つのか、私には分からない。日本が好きなだけでしょ? 日本でだって勉強できる。英会話もできる。外国の人が「日本にまた来たい」って思うんだから、日本人が「離れたくない」って思うのは当然じゃない。そう考えているときにこの本に出会った。日本の良いところ、凄いところのたくさん詰まった素敵な本。でも、本書は日本賛美では終わらない。このままでは近い将来、日本は「日本」でなくなると警鐘を鳴らす。私は日本が大好きだ。私が生まれ育ったこの国が。だからこそ、もっと良い国にした。

(東京学芸大学/ゴンベー)

『Christmas Carol』
Charles Dickens/Penguin Books

『Christmas Carol』

Scroogeは、お金以外のものを一切信用しない冷徹な男。彼はクリスマスをバカにしていた。そんな彼の元に、クリスマスの夜、親友の亡霊が訪れる。大切なことを伝えるために。親友に言われるままに3人の亡霊について行き、過去・現在・未来のクリスマスを目にした彼が、その後どうなるのか……「未来は変えられる」ということを教えられる。

(福岡県立大学/ぺんだこ)

『The Giving Tree』
Shel Silverstein/HarperCollins

『The Giving Tree』

あるところに一本の木があり、彼女は一人の少年を愛していました。しかし少年の成長に伴い木は一人ぼっちに。時々帰って来る少年の、一方的な欲求を満たすことに幸せを感じる木でしたが、果たしてそれは本心でしょうか? 子供の頃と大人になってからでは異なるメッセージを感じられる絵本です。ぜひ、あなたの愛する人と、どうぞ。

(福岡県立大学/くるたそ)

『Michael Rosen's Sad Book』
Michael Rosen/Candlewick Press

『Michael Rosen's Sad Book』

誰かを失った悲しみは、乗り越えなければならないと同時に共に生きていかなければならないものです。乗り越えられることも共存することもできない場合、悲しみの中に沈むしかありません。この本はそれを肯定してくれます。あなたを無理に元気づけることはありません。ただそっと悲しみに向き合う時間だけをくれるのです。

(福岡県立大学/たこ)

『The Gift of Nothing』
Patrick McDonnell/Little, Brown

『The Gift of Nothing』

あなたは大切な人へのプレゼントは何を贈りますか? 相手にとっての一番のプレゼントって、いったい何でしょうか? ものではないのです。この本が教えてくれたのは、一番のプレゼントは、相手のことを想う気持ちと、“自分”と“相手”という存在そのものだということです。

(福岡県立大学/mkht)

『Guess How Much I Love You』
Sam McBratney/Candlewick Press

『Guess How Much I Love You』

あなたは大切な人に愛していると伝えていますか? “愛”は目に見えないもの。そんな“愛”の大きさを競い合ううさぎの親子を描いた物語です。大切な人はいますか? 大切な人がいるなら一度聞いてみてください。“Guess how much I love you.” あなたが素直な気持ちを伝えることで、もしかしたら大切な人から素敵な答えを貰えるかもしれません。

(福岡県立大学/とみー)

『Howls Moving Castle Picture Book』
Hayao Miyazaki/VIZ

『Howls Moving Castle Picture Book』

家族、愛する人……守りたいものが出来た時人は強くなれます。「人が強くなる」時は、人それぞれですが、その背景には必ず人の「気持ち」があるはずです。この物語は、人は人を想うことで強くなれることを教えてくれます。“I finally have something I want to protect.”

(福岡県立大学/payao)

『Rain Man』
Leonore Fleischer/Penguin Books

『Rain Man』

父の遺産が自分ではなく兄に渡ると知ったチャーリーは、何とかして遺産を手に入れようとする。そこでチャーリーは兄を連れ出すが、兄の変わった能力や習慣に困惑する。そして昔を思い出したチャーリーは目的より大切なものに気づく。目の前のことに執着すると大切なことが見えなくなる。この本は忘れていたものを思い出させてくれる。

(福岡県立大学/さなえ)

『The Magic Finger』
Roald Dahl/Puffin

『The Magic Finger』

「いただきます」。それは私たちが毎日当然のように使っている言葉です。しかし、この言葉がどれほど重い言葉なのかわかりますか? 私たちのために、動物たちはどんな思いで命を奪われているのか。それは一度実際に動物になってみればわかります。少女の魔法で動物になって、彼らの気持ちを味わってみては?

(福岡県立大学/きのこ)

『Different Worlds』
Margaret Johnson/Cambridge Univ. Press

『Different Worlds』

耳を塞いでみてください。そこにあるのは音のない世界。耳の聞こえない主人公Samはその音のない世界に生きていました。無色であった彼女の世界はJimとの出会いによって鮮やかに輝きだします。しかし、音のある世界とない世界……。2人の恋にはいくつもの壁が待っていました。2人を待ち受ける壁、そして恋の行方は――!?

(福岡県立大学/りんのすけ)

『Rabbit-Proof Fence』
Doris Pilkington Garimara/Oxford Univ. Press

『Rabbit-Proof Fence』

この本に載っている彼女達と自分自身を比較してしまう。なんて自分は弱い生き物で苦しい事から逃げてしまったんだと。それと同時にこれからは苦しい事に再度出くわしても立ち向かっていこうという勇気を与えてくれる。一生懸命生きたい人は是非一読して頂きたい。

(福岡県立大学/ちゃんなつ)


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