座・対談「インタビュアーによる 吉田 篤弘さん著書紹介」

  • 『つむじ風食堂の夜』
    ちくま文庫/本体580円+税
    十字路の角にある食堂の常連「雨降りの先生」が語る、月舟町の人びとの夢物語。やさしい夜を背景に、なつかしくて複雑な味の原点が味わえます。月舟町三部作のはじまり。
  • 『それからはスープのことばかり考えて暮らした』
    中公文庫/本体629円+税
    月舟町三部作第二弾。サンドイッチ屋で働き始めたオーリィ君は、新メニューのスープ作りを任される。映画館での出会いを隠し味にしたスープで、心の栄養補給をしましょう。
  • 『レインコートを着た犬』
    中公文庫/本体660円+税
    月舟町三部作第三弾。月舟シネマの番犬ジャンゴが見た、映画館を取り巻く人びとのお話。人生も「犬生」も大変だけど、懐かしい月舟町の光景はいつも私たちを癒してくれる。
 
  • 『ソラシド』
    新潮社/本体1,700円+税
    1986年にノートを一冊書いた主人公。1986年に生まれた腹違いの妹。幻のミュージシャンを追いつつ、それぞれにとっての1986年を模索する。登場する音楽がとても聞きたくなる。
  • 『つむじ風食堂と僕』
    ちくまプリマー新書/本体680円+税
    サンドイッチ屋の息子、12歳のリツ君。行きつけのつむじ風食堂でお客さんの仕事を訊く。大人たちの仕事論に翻弄されながらも、リツ君ははたしてどんな将来を思い描くのか。
  • 『フィンガーボウルの話のつづき』
    新潮文庫/本体438円+税
    食堂の物語を書きたいと思い悩む吉田さん。物語のしっぽに導かれ、たどり着いたのはビートルズのレコード。書き手としての原点が詰まった、あたたかくて不思議な作品集。
 
 
  • 『遠くの街に犬の吠える』
    筑摩書房/本体1,700円+税
    天狗に羊羹、代筆屋に遠吠え。亡くなった先生の弟子たちが、一見ばらばらのピースを一つのパズルに当てはめていく。感性を研ぎ澄まして聞きたい、大人の物語。
  • 『ブランケット・ブルームの星型乗車券』
    幻冬舎/本体1,600円+税
    「毛布をかぶった街」ブランケット・シティを旅しよう。新聞のコラムと挿絵で巡る、どこか遠くにある架空の街。ページをめくるのが楽しい、遊び心にあふれた作品。
  • 『京都で考えた』
    ミシマ社/本体1,500円+税
    「歩きまわることは、考えること」 吉田さんが京都の街を歩きまわって考えたことが詰まっています。本のこと、考えること、外に出ること──吉田さんの頭の中がのぞけます。
 
 
  • 『金曜日の本』
    中央公論新社/本体1,500円+税
    吉田少年の楽しみは、金曜日に図書館で本を借りて週末に読むこと。あの頃の思い出──初めてのピザに、衝撃のビートルズ──が綴られたエッセイ。読んでいる側もなつかしい。
 
P r o f i l e

吉田 篤弘(よしだ・あつひろ)
1962年、東京生まれ。小説家。
小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作とデザインの仕事も続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。
 
■主な著書
『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナ・リザの背中』(以上、中公文庫)、『空ばかり見ていた』(文春文庫)、『木挽町月光夜咄』(ちくま文庫)、『電氣ホテル』(文藝春秋)、『つむじ風食堂と僕』(ちくまプリマー新書)、『ソラシド』(新潮社)、『台所のラジオ』(ハルキ文庫)、『遠くの街に犬の吠える』(筑摩書房)、『京都で考えた』(ミシマ社)、『金曜日の本』(中央公論新社)など多数。近刊に『神様のいる街』(夏葉社)、『あることないこと』(平凡社)、『雲と鉛筆』(ちくまプリマー新書)がある。

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