連載エッセイ 49 好きならしょうがない

夏の思い出
〜母とオットと新婚旅行inほぼ長崎〜

 みなさん、夏休み満喫しましたか〜? 私はというと、オットと愛媛の母と3人で、7/11〜16の約1週間、旅してきました! 実は私たち夫婦は式も新婚旅行もスルーして昨年秋から結婚生活がスタートしていたので、夏休みシーズンに入る前に旅行行っちゃおうか、という話になり急遽プランを立てたわけです。ということで、今回は本の紹介はお休みして旅行記編でございます〜ぱふぱふぱふ(拍手)。
 最初は3日間くらいを想定して、沖縄?
北海道? とオットと話しながらも決め手がなく、しかし長崎はいつか行きたいね、と共通していたので旅先は決定。でもせっかく長崎に行くなら、愛媛の私の実家に帰省して、そこからフェリーで大分に渡ればいいんじゃない?と提案。オットが「じゃあお母さんも一緒に行けばいいんじゃない?」と言ってくれたので、3人ならば車がラクだから母の車で行こうということになりました。ここで旅行好きな母のリクエストが無邪気に来ます(笑)。唐津(佐賀)、九十九島(長崎)、島原(長崎)、天草(熊本)etc.。いやいやそれけっこう移動タイヘンだから! 母のリクエストから唐津と九十九島をピックアップして私が旅プランを立て、いざ出発〜(^^)。

 

7/11(火)
♦長野〜成田〜松山(愛媛)〜八幡浜市(実家)

 前日23:00長野発の夜行バスに乗り、5:30東京駅着。東京から愛媛までは飛行機に乗るため、バスで成田空港へ移動。成田8:40発→松山(愛媛)10:20着。夜行バスを使えば翌日午前中には愛媛に着いちゃうのだからありがたいですね〜。しかも今は成田〜松山間を格安航空会社のジェットスターが就航しているので、夜行バス+飛行機でも片道一人¥11,000で帰れちゃいます。ビバ格安便!
 さて移動の疲れを取るべく、まずは道後温泉を目指します。道後温泉の2階の休み処はエアコンがなく扇風機のみなので全然涼めず(笑)、汗が止まらんと言いながら浴衣で欄干にもたれて温泉街を見ます。お昼は地元メシの炙り鯛めし(炙った鯛の刺身をごはんにのっけたもの。2杯目はお茶を注いでひつまぶし風に)をいただきます。温泉街にある一六茶寮で甘いものをチャージして、坊ちゃん列車の写真を撮ったら、路面電車でJR松山駅へ移動。特急列車で小一時間かけて実家のある八幡浜(やわたはま)へ。海のない長野とは対照的な、人口3万の小さな港町ですが、海の潮っ気や船のエンジン臭を嗅ぐとやはり懐かしいです。実家で夕飯を食べると夜は幼なじみの家でお茶会。オット初お披露目(笑)でにぎやかに時間が過ぎていきます。

 

7/12(水)
♦八幡浜〜別府(大分)〜唐津(佐賀)〜九十九島(長崎)

 4:30起床。6:20八幡浜港発→9:10別府港(大分)着。母の愛車、ホンダのLIFEで別府インターから高速に乗り、まずは唐津を目指します。母曰く玄界灘が見たいそうなので、海ぎわにある唐津城を目指します。お昼は唐津市内の食堂で、長崎到着を待たずにフライングでちゃんぽん(^^)。中華定食も美味しくて安かったです。曇天模様でしたが、なぜか唐津城に登ったとたんに雲が切れて、玄界灘が沖縄の海のごとく綺麗なブルーで感動でした! オットと母に晴れ渡った海原を見せてあげられて神様に感謝です。そこから車で一路長崎を目指し、佐世保市の九十九島(くじゅうくしま)に着いたのは17時前。宿で一休みしてから、実際には208あるといわれる島群を見るために近場の展望台へ。夕暮れのなか、たくさんの島々の美しさを写真に収めることができ、母が来たいと言わなければこの風景を見ることはできなかったなあと母に感謝。長時間運転してくれたオットにも感謝です。夕飯は地元の海鮮丼をいただいて早々に就寝。佐世保の街は初めてなのになんだか懐かしい感じがしました。できたらもうちょっと市内をドライブしたかったなあ。

 

7/13(木)
♦九十九島〜ハウステンボス

 6:00起床。九十九島からハウステンボスまでは車で30分。ハウステンボスそばのホテルに車と荷物を預けて今日は一日ハウステンボス! いえーい! 平日に行くとハウステンボスの敷地は広大すぎて人影もまばら。どこに行っても待ち時間はほぼなく有効に時間を使えます。しかし移動が大変なので暑い時期はとくに気をつけてくださいねー。私たちが行ったところのなかのオススメは
①ザ・ヴァーチャル(VR系。「鳥獣ライド」がオットと私の一番のお気に入りです。鳥獣に乗って王蟲のような巨大昆虫から逃げるという、めっちゃナウシカ気分を味わえます)
②佐世保バーガー認定店ダム(ぜひ本場の佐世保バーガーを! フライドポテトが最後まで熱々でした)
③カステラの城(10種類以上のカステラが試食し放題で食べ比べできます)
④夜景&3Dプロジェクションマッピング(夜景はどこを見てもオススメですが、タワーシティの塔の展望台から眺めると、景色が一望できてgoo。3Dマッピングはタイムスケジュールを確認して動くといいですよ〜)
⑤3Dトリックアート(いちいち写真撮りたくなるので結局一番長く居ました)
 あとは移動手段としてカナルクルーザーに乗って運河から街を眺めるのも素敵です。そして、ワタシ人生初バンジージャンプに挑戦しました(高さ20m)。オットと母に大ウケでした。やってよかったわあ。

 

7/14(金)
♦ハウステンボス〜長崎市内

  中日で少々疲れもあり、のんびりモードで朝食バイキングをいただいて昼前に長崎市内に到着。天気は昨日から快晴で先週の大雨が嘘のようです。長崎市内は、一日乗車券を買って路面電車で移動します。まずはオットの希望の世界遺産・軍艦島へ。長崎港を出て40分ほどで軍艦島へ到着。ガイドさんの丁寧なお話を聞きながら、まるで映画のセットのような建物群を見ると臨場感が増し、オットは写真を取りまくり、記念に軍艦島キーホルダーを買いご満悦。晴れた海と空に長崎港も存分に眺めることができて、軍艦島クルーズ(所要2時間半)はオススメです。
 そして長崎駅から徒歩5分の日本二十六聖人記念館へ。日本二十六聖人とは、秀吉が禁教令でキリスト教を迫害した時に捕らえられ、記念館の建つ西坂の地で処刑された26人のカトリック信者です。長崎のシンボル的な存在である大浦天主堂は二十六聖人に捧げるために造られた教会ということもあり、ここは本当に行ってよかったです。2階へ上がると、ステンドグラスが神々しい「栄光の間」という部屋があり、まるで礼拝堂のような厳かな空気で、殉教者の遺骨も納められています。そこを後にして、大浦天主堂を見学。ここの内部や雰囲気も本当にすばらしく、実際に訪れることの感動が、やはり旅の醍醐味ですね。オランダ坂を歩きながら、母の母校である活水女子大学を目指しました。60年ぶりに訪れて写真を撮った母は感慨深そうでした。夜は中華街で食べた皿うどんと、とんぽうろう(豚の角煮を肉まんの生地ではさんだもの)がすんごく美味でした! ぜひオススメです。

 

7/15(土)
♦長崎〜湯布院(大分)

 8:30にホテルを出発して、平和公園〜長崎原爆資料館〜浦上天主堂をまわり、大分へ移動開始。時間があるようでない! 後ろ髪をひかれる思いです。旅も終盤に近づき、お昼は湯布院の隣町にある、標高888mにある農家直営のレストラン「べべんこ」で、豊後牛の焼肉丼をオーダー。ここはお店のロケーション、料理ともに絶品です! 山と高原の緑が目に美しく、青空とのコントラストは、なんかのロケ番組みたいです! 車で行くしかないところなのですがここもぜひオススメです。夕方に湯布院の宿に着き、ここは宿を堪能すべく温泉に浸かり、近所を散策し、宿のコース料理で最後の3人の夜を楽しみました。

 

7/16(日)
♦大分〜成田〜東京〜長野

 最終日は移動日。母と大分空港で別れて成田に12:30着。連休真っ只中で人人人の東京駅構内で、美味しい牛タンを食べよう!と仙台のお店「伊達の牛たん」でランチ。行きと逆ルートで東京から高速バスで長野へ。帰宅したとたんに強い雨が降ってきて、旅行中は一度も降られなかったのにね、とオットと話し、天候に最後まで守られたことに感謝です。
 終わってみれば、あっという間の6日間でした。長崎は本当に見どころがたくさんあって、日程と予算が許せば、五島列島や島原も行ってみたかったです。3人の旅行ももちろん初めてでしたが、母にとっても私たちにとっても一生の思い出だと思います。もうこんな長旅はできないだろうなー(笑)。でも学生のみなさんはこれからですから、ぜひ日本や海外のいろんな風景をたくさん楽しんで、心に思い出をたくさん作ってくださいね。ではまた次回!
 
P r o f i l e

西村 朱美(にしむら・あけみ)
1972年生まれ、愛媛県育ち。大学進学を機に上京し、卒業後は、書店員2年、出版社の営業職を16年余り勤め、他業種を経たのち長野市へ移住
 


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