クレジットカードこんなとき

店員がカードをレジカウンターの裏へ持っていくのは?

カードで買い物をするとき、お店の係の人がカードをレジカウンターの裏へ持って行くのは、なぜですか?

一般にカード会社ではトラブルを未然に防ぐために、1回の利用につき3万円までの信用販売限度額を設けています。1回の利用金額が3万円を超える場合、お店はカード会社に端末や電話などで連絡をとり、確認手続きををします。このため時間が、かかることがあるのです。これも支払い能力を超えた使いすぎを防いで、カードの利用の安全性を守るためのシステムといえます。万一、利用代金の支払いを滞納していると、カードの使用を断られるケースもあるので注意しましょう。

ただし気を付けたいのは、利用者から見えないところで不正な金額の伝票を作成する悪用の手口もあるということ。カードの確認は裏で行っても、伝票に記入はホルダーの見ている目の前で行うのが原則。特に海外旅行先では、この種の被害にあいやすいので、要注意。伝票の記載事項をよく確認する習慣をつけるのが大切です。

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