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2014年07月29日(火) | 新着情報

ピース又吉直樹氏VS現役大学生 読書推進座談会
「本」の素晴らしさとは・・・『本』の魅力とは・・・何なのか?

全国大学生協連が毎年行っています「学生の消費生活に関する実態調査」で、大学生の4割が読書時間ゼロという結果をうけ、ほんとうに大学生は『本』離れしてきたのか?
『本』の魅力とは・・・何なのか?・・・を探るべく、ピース 又吉直樹氏と一緒に大学生を座談会を開催しました。

又吉直樹氏の少年時代から大阪から上京されてからのエピソードが語られています。ぜひお読みください。



又吉直樹、島へ行く。母の故郷~奄 美・加計呂麻島へ DIRECTOR'S CUT
番組に込められた秘話とは・・・・ 

三浦
:では、座談会を始めていきたいと思います。又吉さんは、大阪のお生まれと聞いています。 高校ではサッカーをされていて、インターハイにも出られたと伺っています。高校を出られてから、大阪の人でありながら、東京のNSC東京に来られたというふうにお聞きしております。
その高校から東京に移られるときに、お母様の故郷 奄美大島の加計呂麻島に行かれた・・・そういう出だしから始まる番組がBSジャパンで今年の3月8日に放映されて、この番組がギャラクシー賞テレビ部門選奨というものに選ばれたということで、大変な賞を取られたということで、私もそのDVDを拝見させていただきました。
又吉氏:ありがとうございます。
三浦:全部で4章の構成で、大阪のお母さんに送った手紙というのが大変印象的でした。例えば「好きなことで苦しむ人、生きるために必要なことを楽しめる人」とか、「抑圧の中で生まれた島唄が誰かの魂と並走する」というような、大変味わい深い手紙を書かれて、お母さんに対する想いなどが非常に伝わってきました。又吉さんがなぜ高校のときから東京に行くときに1回島に行って、そして再びまたこの島に行く。島に行ってどういったことに気付かれたか。また大阪から東京に行ったのかということも、もし関連することがあるのでしたら、ぜひお話くださいますか。

又吉氏:なぜ東京に来る前に島に行ったか。 それは、父親は沖縄出身で、沖縄の島は何回も行ったのですが、母親の生まれた島は行っていなくて、母親はテレビで奄美大島が映るたびに「ここは私が生まれたところや」って楽しそうにしゃべるのです。事実、自分が生まれ育った島に22年も帰っていない母親へ、「1回母親の産まれた島へ行きたい!」と言ってみました。普通に考えたら行きたいわけないんですけれど・・・(笑)。東京行く前に、なかなか一緒に旅行することもできないでしょうし、「1回見ときたいねんけどな~」みたいなこと言うて、「ほんなら行こか~」って行ってきました。
そのとき僕は上京を控えていたので、ほとんど東京のことで頭がいっぱいで・・・(笑)。新しい環境のこと、それまでサッカーやっていてお笑いやったことなかったんですけれども、奄美大島を見てても、それを見ながら島と会話することもなく・・・。見ながらずっと東京のことや今後の自分の人生のことばかり考えていたんで、あんまり印象に残っていることというのがなくて・・・(笑)。このタイミングでもう一回ちゃんとあのときの加計呂麻島を今度ほんまにちゃんと見たいと思って・・・。見にいきたいというところから今回の番組企画は始まっていったんです。
 
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