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2017年04月08日(土) | 新着情報

大学生協の震災復興支援 東北復興・再生通信vol.10

「被災地訪問に参加して感じたこと」

東北学院大学文学部英文学科 4年
手塚 琴美

私はこれまで、宮城県4回、岩手県2回、福島県1回の計7回の被災地訪問に参加させていただきました。
初めは「防災・減災に興味があるから行ってみよう。」という気持ちで参加しました。しかし実際に現地へ行くと、6年前の震災時のままの物がそのまま残っていたり、復興が進んでいたりと、2つの空間に自分がいるような気がしました。防災・減災のことだけでなく、自分が現地の方々に対してできる事は何なのか、このことをしっかり次世代に伝えるにはどうすればいいのかなど、感じ、考えることが多くありました。
メディアでは報道されていないこと、報道と現地で食い違っていることなど、現地に行くことでしか得られないものもあり、進路に対する刺激も受ける貴重な機会になりました。
6年という月日が経ち、少しずつ記憶が薄れ始めている今だからこそ、改めて現地を訪れ、自分の目で見て今後について考えることに意味があるのではないかと思います。そして、大学生の私たちだからこそできることを見つけ、実行に移すことが大事なのだと感じました。
もし「被災地訪問に参加してみたいけどな…」と悩んでいる方がいたら、ぜひ参加して、いろいろなことを感じて吸収してほしいなと思います。

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