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2017年11月23日(木) | 新着情報|震災復興支援

大学生協の震災復興支援 東北復興・再生通信vol.12

「みやぎ被災地訪問に参加して」

岩手大学生協 3年
白尾 京平

僕は昨年から連続の参加でした。今回の被災地訪問では昨年と同様に石巻市内を周り、石巻の震災時の状況や、復興の「いま」について学びました。市内散策中は昨年訪問した時から変化した場所や変化していない場所に目を向けることを意識しました。震災から7年が経過しようとしている今でも、街の中には変遷し続けて震災直後に比べ都市機能が再生している場所もあれば、震災直後から変わらずに閑散とした光景の場所もあり、「復興」とは何をもって終わりなのかを考ました。

震災前の都市を元通りに再現することが復興なのか。それとも最低限のインフラが整備され都市機能が復活するだけでも復興と呼べるのか。もし次に同じような災害が起こった場合に被害を最小限に抑えることができる街を設計し、それが実現した場合が復興の終わりなのか。ガイドさんのお話では場所によっては整備にまだ数年かかる場所があることや、資金面で建て直しが厳しい建物があるとおっしゃっていたので、どの意味でも完全な「復興」の実現にはまだ遠いのかなと思いました。

今回の被災地訪問では、主に震災当時どのようなことが起こり、どのような被害が出たのかを学び、当時の様子や人の気持ちを考えることを中心に企画が進んでいきましたが、次回以降は、震災時におこった出来事や、実際に被災者が避難した経路などをもとに、同じような被害を出さないためにどうすればよいかを参加者みんなで考える機会があればいいなと思いました。

僕は被災地には何度も足を運ぶことに意味があると思っています。自分も会員時代に企画を作る際に何度も同じ場所を訪れその場所の変遷を追いましたが、1度訪れただけで満足せずに、何度も同じ場所に足を運び、その場所について考え、常に「震災」や「復興」に関して自分なりの考えを持ち続けて欲しいと思います。

 
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