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2018年02月01日(木) | 新着情報

生協職員からの新刊お奨めの本紹介
『余命10年』文芸社文庫 小坂流加

この本との出会いは、2017年の夏。電車の中で読む本を探していた時だった。
表紙を目にした時、タイトルと、帯の「死ぬ準備はできた。」という一文から死を宣告された(重たい?)話だと推測したが、表紙の軽いタッチのイラストに違和感があった。
作者は小坂流加さん。・・・誰だ? と、手に取り、表紙をめくって作者のプロフィールを読んだ。
作者は静岡県出身。県内の人か。と親近感がわいたが「本作の刊行を待つことなく2017年2月逝去」の文に、どんな内容か気になった。もしかしたら作者からの何らかのメッセージが込められているのではないかと、レジへ向かった。プロフィールのみを読んだだけでレジへ向かったのは初めてだった。

 
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