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2014年11月14日(金) | 新着情報

留学生のWA EYES ON 2014
留学生活動報告集

皆さん、こんにちは、私は京都大学工学部三回生、潘棟(ハン トウ)と申します。2014 年全国大学生協連留学生委員会の委員長をしています。 さて、「留学生委員会」とは、どんな組織か、簡単に言いますと、全国大学生協連を通じて、留学生の生活や勉学を支援する組織です。私は全国各地域のメンバーと同様に、京都大学生協の留学生委員会から活動を始め、一年間大学及び地域ブロックでの経験を積みながら、2013 年度から全国の留学生委員として活動することになりました。留学生委員会の活動の中から、イベントやプロジェクトの企画を通じて、様々な人と出会うことの楽しみを感じました。これからも、全国留学生委員会の皆さんと活躍し、楽しい留学生活を過ごしたいと思います。 

では、今までの経験から、「大学生協の留学生支援」について、簡単に思っていることを述べたいと思います。ご存じのとおり、市場経済において、「需要」があれば、「供給」が生じるわけです。留学生委員会の仕事も同じです。海外からの留学生は日本での生活に希望を持って来日しますが、言語や文化の壁を越えなければ、つらい時期をすごすことになります。この時、誰かが助けてくれる「必要」、あるいは「需要」があります。一方、同じく留学生で、早い段階で留学生活に慣れ、他人を助ける余裕を持つ人もいます。彼らは、各方面から「助け」を「供給」できます。ゆえに、「他人を助けてあげたい」という留学生や日本人学生が、各地域の留学生委員会を組織し、「協同組合」の思いを踏まえ、それぞれ支援活動を展開しています。その上で、「全国留学生委員会」のメンバーが集まり、経験や交流を通し、学びあいを行っています。具体例を挙げますと、去年と今年の活動プロジェクトの一つですが、「留学生の経験談・失敗談」という課題があります。この内容はすべて、各地域の留学生委員自らの経験に基づいて書いた文章です。沢山の留学生に対応するために、英日中三か国語で載っています。言うまでもなく、読んでくれた留学生の助けになることが期待できます。 

また以前作成した「留学生活動報告集 2011 EYES ON」をリニューアルし、活動報告集の 2014バージョンを発行することになりました。この三年間、各地域、ブロックの留学生委員会がいかに活躍し、在学する留学生を支援しているかが、この報告集に記載されています。読まれた方々に、留学生支援活動の価値を感じてもらい、さらに、各大学生協の場を借りて、実際に支援活動を広げていただければありがたいと、留学生委員会のメンバー全員が考えております。  最後に、今まで各留学生委員会の活動とホームページの作成に力をいただいた方々に、心から感謝を申し上げたいと思います。 

2014 年 8 月 6 日 
全国大学生協連 留学生委員会 委員長 潘 棟 

 

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