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2014年11月19日(水) | 新着情報

生協職員からの新刊お奨めの本紹介
『だから日本はズレている』古市憲寿 新潮社

私が本を読むようになったのは、大学3年の秋頃からでした。

きっかけは「ケネディからの伝言」(落合信彦|集英社 ※現:小学館より刊行)という本で、筆者が支援しながらアメリカで体感した故・ケネディ大統領の行動とスピーチについて語られた本でした。覚悟と責任を持って世界を背負い、スピーチと行動で困難を乗り越えたケネディに感銘を受け、言葉の持つ力を実感しました。

それからは世の中をもっと知りたいと思い、新書を読み始めるようになりました。本のタイトルを眺めていると自分の無知を思い知らされ、悔しい気持ちになりました。疑問や興味をもった本はとにかく購入し、片っ端から読むように意識し、習慣になっていきました。

新書は、立場や意見に多少の偏りはありますが、その分野に長けている著者が懸命に蓄えた知識・経験からまとめ上げた内容を、たった千円ほどで学ぶことができるとってもよい「テキスト」だと思います。自らの教養を磨くために、ぜひ一度、新書コーナーの前に立ってタイトルを眺めてみてください。


 

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