2015年04月01日(水) | 新着情報
私は最近の流行のハウツー本が大嫌いだ。仕事に関しての本なら、上司や部下と上手くやる方法、恋愛であれば相手を振り向かせる方法が書かれているようなそんな本だ。
そんな私が本屋で目にした、『聞く力』という単純明快なタイトルに惹かれて、そして40万部突破の帯を見たとたん私のミーハー心がくすぐられて思わず即買いしてしまった。
そもそもなぜハウツー本が嫌いかといえば、実践するのは面倒であるし、そもそも私自身が人間は十人十色だから、人間それぞれがハウツー本を読んで、相手の顔色を伺うような世の中は、なんだか気味が悪いと思うからである。
話は『聞く力』に戻ると、そもそも聞くという行為は無意識に行っているものだが、同じ話を複数の人が聞いたとき、受け止め方は人それぞれだということをこの著は伝えている。私自身仕事で指示を受ける際、指示する側の意図と受け止める側の意図の相違から、トラブルが起こることも多い。