保護者座談会—「一般入試」で合格された大学生協組合員—

大学へ「一般入試」で合格された学生さんのお母様にお話を伺いました。

大学へ「一般入試」で合格された学生さんのお母様

受験勉強環境・苦手科目の克服について

受験勉強中、お子さまは主にどこで勉強されていましたか?

劒持さん:大半は自室で勉強していましたね。当時はリビングにしかパソコンが無かったので、インターネットを使うときは、リビングに来ていましたね。子どもの様子を見ていると、いかに友達との情報交換にインターネットを使っているのかよくわかります。いまは無線LANがあるのでパソコンも自室で使っています。

森澤さん:ずっと自分の部屋で勉強していました。親としては様子がわからないので、本当に勉強しているのか心配なこともありました。

水谷さん:うちはダイニングの机で勉強していました。自分の部屋で勉強していたのは、センター試験から2次試験の間くらいです。勉強の邪魔にならないように、私たち家族はテレビの音をやや小さくして。あとは「外勉」といって、カフェやファミレスでやっていました。塾の自習室も利用していました。一人のときもあるし、友達と一緒にやることもあったようです。

苦手な科目を克服するために、何か工夫をしていたことはありますか?

劒持さん:英語が苦手なので、NHKの教育番組を利用していたことがあります。でもあまり長続きしなかったですね。

森澤さん:うちの子は数学が苦手だったんですが、塾には行っていなくて、ほとんど学校の補習授業を受けるだけでした。

水谷さん:うちの子は理系クラスだったので「倫理政経」の授業が受けられなかったんです。でもセンター試験では「倫理政経」を受けることにしていたので、先生が補習をしてくれたんですね。娘も授業がない分、一生懸命取り組んだようです。

受験勉強中に心配・不安になったこと


森澤 倫代さん
(長女が松山大学3年生)

受験勉強中に不安だったことは、どのようなことだったでしょうか?

劒持さん:やはり志望校に合格するかどうかということですね。模試でA判定でも出ていれば安心できたのでしょうけれど、うちはそうではなかった。息子も精神的に不安定だったようで、こちらからは志望校の話題はあまり話さないようにしていました。テレビの話題で笑いを誘ったり、家の中が明るくなるようにしていたんです。あと気を使っていたのは、手づくりのお弁当で栄養バランスを整えたり、しっかり睡眠をとらせるようにしたこと。顔を合わせたときは「表情」に注意して、プレッシャーを感じているようだったら、少しでもその原因を減らせる工夫はないか考えるようにしていました。

森澤さん:下の子どもの高校受験と重なっていたので、とにかく病気にならないように、そのことばかり考えていました。それで、家族ぐるみで「バランスのとれた食事」「規則正しい生活」を実践するようにしたんです。精神面では、センター試験あたりから娘はピリピリしていたのですが、家族でリラックスする時間も必ず作って、メリハリのある生活ができるようにしました。

水谷さん:うちの場合も規則正しい生活を心掛けていました。遅くとも夜は12時には寝て、朝は6時に起きる。続けていったことで娘もだんだんそのリズムが身についたようでした。不安といえば、合格するかどうかはもちろんですが、志望大学に入学するとなるとひとり暮らしになるということが大きかったですね。私は地元の大学を希望していましたが、本人が希望した大学は自宅から通学できなかったんです。

オープンキャンパスや進路選択について


劒持 和子さん
(長男が弘前大学3年生)

志望校を決めるにあたって、オープンキャンパスは行かれましたか?

劒持さん:息子は友達と北海道大学のオープンキャンパスに行っていて「すごく楽しかった」と話していました。それ以前にも何度か北大のキャンパスには行っていたようです。東大・早稲田・慶應を巡るツアーに参加する機会もあったのですが、運悪く体調を崩してしまい行けませんでした。もし参加していたら、志望校も変わっていたかもしれないですね。

森澤さん:娘の受験の時は、全く回ってなかったのですが、高3の息子は早い段階から早稲田など東京の私立大を巡るバスツアー、京大・阪大など関西の国公立大のバスツアーに参加させていました。受験を迎えた今年は、家族旅行も兼ねて熊本や岡山の大学を見学してまわりました。やはり実際に行ってみるのは、とても大切なことだと実感しています。

水谷さん:中2のときに名古屋大学のオープンキャンパスに行かせました。その後も中3、高1と3年続けて。ところが高2のときに京大のオープンキャンパスに家族で行ったところ、娘が京大の校風をとても気に入って、それから「絶対、京大に行きたい!」と目の色が変わりました。体験授業を受けたり、先生や先輩の話を聞くうちに、行きたい学部もだんだん固まってきました。昭和のレトロな雰囲気を残したキャンパスを歩いたり、京大グッズを買ったり、私たち家族にとっても楽しい思い出になりました。

志望校を決める際に、ご家族はどのようなアドバイスをされたのでしょうか?

劒持さん:本人が将来、何をやりたいのかということを尊重していましたね。進学校なので友達の志望校に触発されることも多かったようですが、私たちは「あなたが本当にやりたことのために頑張りなさい」と、選択肢を広げるように話していました。また、費用面で「私立でも大丈夫だよ」と伝えたことはあります。本人が「国立でもこんなに費用がかかるんだね」と心配していたことがありましたから。

森澤さん:とくにアドバイスはしませんでした。もともと英語が好きで高校は英語科に進みました。イギリスにホームステイしたり、大学もその延長線上で英語英米学科に。ともかく英語を使う職業に就きたいということで、航空会社の客室乗務員、空港の地上係員、英語教諭など、いろいろ夢を広げているようです。

水谷さん:もう最初から「国公立大学でお願いしますっ!」って(笑)。その中で学びたいことが学べる大学というと京大になってしまったのですが、迷うこともありませんでした。

受験に際して、主にどんなところから情報を得ていましたか?

劒持さん:私の場合は、まわりの親御さんたちからですね。私よりずっと情報を持っていらして「うちは遅れてるなぁ」と思うことがしばしばでした。

森澤さん:学校の担任・副担任の先生からお話をうかがうことが多かったですね。当時はインターネットで調べたりということは、まったくしませんでした。今度は下の息子の大学受験があるのですが、今は180度変わってネットでいろいろ検索しています。

水谷さん:私は大学生協のウェブマガジンを読んでいました。それから大学のホームページも。それで学祭などイベントがあると娘が友達と見に行ったり。あとは塾の先生がたまたま京大出身だったのでいろいろ情報をいただいていました。

住まい選びと新生活(ひとり暮らし)準備について


水谷 愛子さん
(長女が京都大学1回生)

皆さん大学進学にあたってひとり暮らしを始められたわけですが、部屋探しはどのようにされましたか?

劒持さん:よい物件はすぐ決まってしまうだろうということで、合格発表の2日後には弘前に入って部屋探しを始めました。息子も弘前大学はオープンキャンパスにも行っていないので、街の様子がわからない。そこでレンタカーで街をまわったりしました。大学生協や不動産会社に何件か紹介していただいた中に、学生専用のオートロック付きのマンションがありました。オール電化でLANも完備。やはり安心だということでそちらに決めたんです。

森澤さん:合格して大学に行くと、松山大学生協に「新入生サポートセンター」というのがあって、先輩の学生たちが、学生生活を始めるための準備を手伝ってくれたんです。そこで部屋も紹介してくれて、その日のうちによい部屋が見つかりました。決め手は、陽当たりが良く風通しも良い、明るい部屋だったということ。大通りに面しているので治安の面からも安心だと思いました。

部屋探しで重視されたのは、どのようなことですか?

劒持さん:立地よりも部屋の良さを重視したので、スーパーが遠いといった不満が残っています。あとインターネットが無料などですね。

森澤さん:うちの場合は大学に近くて、陽当たりが良く、間取りや収納が便利なことですね。

水谷さん:それわかります!大学から帰ってきたときに、がっかりするような部屋だとダメですよね。やっぱりホッとできるような部屋であって欲しい。壁や床も明るい色にしたい。私は物件を見学するとき、まず外観、次にエントランスや廊下が暗くないかチェックするようにしていたんです。それで直観的に雰囲気がわかる。それから、浴室とトイレは別々がいいですね。

劒持さん:うちは男の子なので、もし布団だと「万年床」になってしまう恐れがありました(笑)。そこでベッドが置ける部屋を探していたのですが、結局布団になってしまいました。だったら床が畳だとダニも心配ですし、掃除もしにくいですから清涼感のあるフローリングの部屋にしました。あと趣味でギターを弾くので、音が外にもれにくいこともポイントでしたね。せっかく選ぶのですから、4年間住み続けたいと思えるような部屋にしたいと思っていました。

マンションではなくて、寮は検討しましたか?

森澤さん:たとえば病気になったとき、寮母さんがいたり安心ですよね。親の立場からいうと「食事つき」は大きな魅力。もし男の子だったら自炊も大変だと思うので、寮に入って食事をつくる時間がいらない分を勉強に励んでくれたらよいと思います。

水谷さん:じつは最初の1年間は寮で、土地勘がついたり、友達ができてから、ゆっくり部屋を探すというのも考えていたんです。その土地のこともよく知らないのに慌てて決めることもありませんから。

※志望されている大学もしくは合格された大学に大学生協があるか探してみてください。

住まい探し応援WEB全国版

ひとり暮らしにあたりアドバイスしたこと

ひとり暮らしにあたってお母様からお掃除法やレシピを伝授されたということはありましたか?

森澤さん:「玄関やトイレはきれいに掃除しておかないと『運』が下がるよ」と伝えました。いまも部屋を訪れるたびに、「トイレの換気扇が汚れてる」「エアコンのフィルターを掃除してない」「ベランダの排水溝が詰まって・・・」などを娘によく注意しています。

水谷さん:うちも水まわりですね。きれいにしておかないと臭いの元になりますから。それから湿気がこもるといけないので、換気扇はつけるように言っています。そして、床に物を置かないこと。6.6畳の狭い空間なので、すぐ雑然としてしまうからです。あとは、行くたびに「髪の毛が落ちてる!」って(笑)。

お金の使い方について、何か注意したことはありますか?

森澤さん:もう二十歳をすぎて、アルバイトもしているんですが「家賃と学費は親が払うけれど、あなたの『物欲』のためのお金は出さないわよ」と言っています。コンサートとか、化粧品に使うお金ですね。そういうお金は、アルバイト代から支払っているみたいです。

水谷さん:月々仕送りした中で、使ったお金を家計簿につけるように言っています。食費、交通費、交際費など、大まかに5品目ぐらいに分けて書くのですが、娘は書店で家計簿を買ってきて、レシートを見ながらつけています。書き出すことによって使い過ぎを自覚できるので、いままで「追加で頂戴」というのはなかったですね。お金の流れがわかるように、家賃も仕送りの中から娘が自分で振り込むようにさせています。

※志望されている大学もしくは合格された大学に大学生協があるか探してみてください。

大学生協のお部屋づくりナビゲートWEB2014

食生活について

食生活で何か心配なことはありましたか?

劒持さん:ミールカードがとてもよかったと思っています。「持っていたら(食事の)保証になるから」と買い求めたんです。とても使いやすくなっていますね。息子もミールカードがあると、その中で食事をしようと思うみたいです。

森澤さん:1年生のときにミールカードを買ったんですが、「これで月曜から金曜まで食生活は心配ない」って思えて安心でした。それと、女性なので料理もできるようにならないといけないと思い、私たちの方から米やジャガイモなど食材を送るようにしています。それを娘が週末にカレーなどにするんです。最近は、「生春巻きを作ったよ!」「チーズケーキをやいたよ!」なんて写メして送ってくるようになりました。

水谷さん:うちは自炊なんですが、大学生協の『すいすい自炊』という本を買ったんです。これがスグレもので、コンロ1口と電子レンジしかなくても、効率よく料理する方法が書かれています。それを見ながら朝食・夕食だけでなく、お昼のお弁当も作っているようです。

大学生協の『共済』について ~組合員がたすけあう、安心の保障制度~

大学生協については、どのように知りましたか?

水谷さん:合格発表は直接、大学まで見に行ったのですが、そのとき「やったね袋」という、いろいろな資料が全部ひとまとめになったパックをもらいました。

森澤さん:うちも大学に直接出向いたときに、学部の先輩から「生協もありますよ」「共済もありますよ」「みんな入っています」と説明されました。

劒持さん:私も直接大学に行ったときに。すぐには入るべきかわからず、入学手続きのときに説明していただいて入りました。

大学生協共済についてどのように思いましたか?

水谷さん:学生相互のたすけ合いと聞いていて、「安心」「安価」「大きな保障」が魅力だと思いました。

森澤さん:うちは地元の生協にもお世話になっているので、当然のように加入しました。

劒持さん:窓口の担当の方が一生懸命、大学生協の共済について説明してくれたのがとても印象的でした。「そういう利点があるんだったら、入るべきだ」と感じました。

大学生協共済についてご要望はありますか?

水谷さん:正課中だけでなく、通学中やサークルの移動まで保障があるのはよいですね。

森澤さん:ケガっていつするかわからないので、やっぱり助かりますよね。

水谷さん:大学生協は窓口も大学内なので、すぐに行くことができます。「とにかく窓口に行けば大丈夫」ということなので、親としても安心感があります。

劒持さん:子どもに何かあったとき、保障があるだけでなく、「こういうことがあったんだ」という連絡がくるところも良いところだと思います。

水谷さん:住んでいるアポートの鍵をなくしたときのサポートがあるといいですよね。

パソコンや電子辞書のご購入について

水谷さん:パソコンと電子辞書は、大学生協で購入しました。パソコンは内容が善い割には値段が安いし、セキュリティもしっかりしていましたね。あと電子辞書もいいですね。文系向け、理系向け、それぞれのセットがあって、第2外国語もついている。ネットでも見ましたが、大学生協が一番安かったですね。

森澤さん:大学の先輩からも、同じ電子辞書でも大学向けは高機能だから新しく購入した方がよいと薦められました。

水谷さん:“学生ナンバーワン推奨品”という展示の仕方も上手だったので、決め手になりましたよ。

Campus PC Guide

ご子息の進路について

森澤さん:先月、教育実習のあいさつに行ってきたんですけれど、着々と階段を登っている感じです。教員の資格をとって、その後は先生になれたらいいですけれど、一般企業でもやりたいことだったらどんな道に進んでもよいと思っています。できれば、親としては地元に帰ってきて欲しいですね。

劒持さん:息子には選択肢を広く持つように話しています。どの分野に進むにしても、自分がその仕事に就いて、輝きなら、楽しみながら、生活していって欲しいと思います。

水谷さん:娘と「結婚や出産をしても働き続けられる仕事に就きたいね」という話をしています。私は結婚を機に仕事を辞めてしまいましたが、娘には続けて欲しい。子育てだったら、近くに住んでいれば私も手伝えますから。

今回は保護者座談会にご参加頂き有難うございました。
皆様の益々のご活躍とご多幸をお祈り致しております。

全国大学生協連 広報調査部


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