未来と向き合い平和について考える~大学生協の戦後70年特別企画~

朝日新聞社「戦後70年企画」取材クルーとの座談会

◎戦後70年の取り組みをする中で〜昔と比べて色んな問題が伝わりにくくなっている〜

朝日新聞社「戦後70年企画」取材クルーとの座談会

渡邊
すごく単純な質問なんですけれど戦後70年の取り組みをしていて楽しいですか?どうお感じでしょうか?

三浦
苦しいですね。昔と比べて色んな問題が伝わりにくくなっている。前提としているものとか世の中の人の関心などが変わってきているので、前よりも打てば響くではなくて、まず響かせる土壌から考えて構成しなくてはならなくなった。発信したら受け手がわかるという仕組みではなくなってきているので、まずその土壌作りからしなきゃいけないのが大変。

加藤
Peace Now!は平和について考えるきっかけづくりしかできない。参加者は平和について考えたいって思っている人が多いが、学校で習ったような前提となる知識から話していき、最終日になってようやく平和について考えることができる。土壌を作る難しさや大変さはわかります。

渡邊
守さん自身は伝わりにくいなぁという感覚をお持ちですか?

朝日新聞社「戦後70年企画」取材クルーとの座談会


すごくはっきり書いたものはツイッターとかでバーッと広まるんですが、読んでほしくてもっと丁寧に細かく書いたものは意外に広まらないことがすごくあります。単純なものは読まれるんですが、ちょっと深みのあるものはなかなか伝わらない。やっぱりネットの反響が全然違いますね。

加藤
今の人ってすごく短いスパンで情報を得ているということもありますよね。本とかも長編じゃなくて短編集の方が読まれる。簡潔にこのメッセージ!って伝わるものには飛びつくけど、よく考えないと反論とかできないものは時間かかるから触れないみたいな。そういう時代なのかなと思います。楽しようとすればどこまでも楽ができるという環境も要因としてあると思います。

三浦
スマホで検索すれば何でも出てくるっていうのも恐ろしいことだよね。便利だけど、なんとなくわかった気になっちゃう。多くのネットは必ずしも正確な情報を伝えていない。本当に知られたくない情報とか、ごく少数の人しか知らない真相は載っていない。だからやっぱり人と人の間で交わされる情報には敵わないのかなと感じる。

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