未来と向き合い平和について考える~大学生協の戦後70年特別企画~

元ちとせさんインタビュー

◎レコーディングの裏側〜「花がある」ということも、当たり前だけれど、すごく幸せな風景でしょ?〜

元ちとせさんインタビュー

岡田
最後のサトウキビ畑は19歳のときに歌われたものだったと聞きましたが、当時と今で歌うときの心情に変化はありましたか?


変わりましたね。当時は「ある日鉄の雨に打たれて父は死んでいた」という歌詞を思い浮かべて歌っていたかと言われたらそうではなく。「ざわわ ざわわ サトウキビ畑が」という歌詞から自分のふるさとののどかな風景を想像していたけれど、この曲が何を伝えたかったかは当時は考えられませんでした。今回のアルバムを作るにあたり、音源を聞き直して、この曲を残したいなと強く思いました。

◎社会に出る前の人、学生に向けて〜そこで生まれる意志や願いが声に変わって伝えることができる〜

元ちとせさんインタビュー

渡邊
最後になりますが、社会に出る前の人、学生に、終戦の日に向けて8月をどのように過ごしてほしいと思いますか。


私は先生や立派な人間ではないのですが、私も常に答えは出ません。毎日問題が出てきて、親としても答えがでないこともあります。でも、何かのため、誰かのためにってしすぎようとすると、いっぱいいっぱいになって自分を愛することすら忘れてしまいます。そうすると怒りたくもないのに子どもを怒ってしまうこともあります。そんな時に、なんで自分はこんなことをしてしまったのだろうかということをいつも探しています。自分のことは自分が一番わかるはず。わかろうとしなければいけないと思う。戦争も同じで、どうしてなのかと見つめ直し、そこで生まれる意志や願いが声に変わって伝えることができると思います。それが大きな力に変わって、70年間戦争をしなかった日本が歩き出してくれるんじゃないかと思います。

渡邊
最後に力強いメッセージをありがとうございました。

元ちとせさんインタビュー

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