メインビジュアル

コープ共済連×大学生協連 
座談会

写真左から 全国大学生協連 松田、菅野、コープ共済連 理事長 和田寿昭氏、全国大学生協連 鳥井
(対談日:2022 年1月11日)
※写真撮影時のみマスクを外しました。

《参加者の皆さん》

  • コープ共済連 理事長

    和田 寿昭

  • 2022年度全国学生委員

    松田 佳子

  • 2022年度全国学生委員

    鳥井 和真

  • 2021年度全国副学生委員長

    菅野 瑞貴

適応力は高い、
でもつらい現実は変わらない

コープ共済連 理事長 和田寿昭氏

コープ共済連 理事長 和田寿昭氏

和田理事長(以下敬称略):2020年から新型コロナウイルスが蔓延し、大学や専門学校は休校になったり、オンライン授業になったりと、これまで当然だった学校という場に集まることが非常に難しくなりました。不安や孤独を抱える学生もとても多かったと思います。その中で、大学生協は各政党に向け学生の切実な声を届け、学生に必要な支援を行うなどできる限りの活動を続けてこられたことに敬意を表します。
コープ共済連では学生総合共済の取り扱い開始をはじめ、学生や若年層の支援に力を入れていますが、全国大学生協連が実施した大学生・大学院生向けアンケートでは、学生たちの経済的な困窮や将来への不安、社会の矛盾への無力感を目の当たりにしました。そこで、皆さんの身近な学生の学業面、生活面での困りごとなどの率直な声をお聞かせいただきたいと思います。コロナ禍での大学生協の活動、これまでと変化したこともあわせてお話しください。
松田学生理事(以下敬称略):私は北海道教育大学函館校の4年生なのですが、新型コロナウイルスがはやり出した当初は、多くの学生が通学できず、授業が全てオンラインへ切り替わったことで、家から出ない生活が続く学生が急増しました。どうしても実技が必要な授業以外は、全部オンラインでレポートを作成するなど、常にパソコンと向き合う時間が続いて、身体的疲労は蓄積し、無力感もありました。興味関心があるはずの授業ですらモチベーションが上がらないという声も、私を含め、多くの友人から上がっていました。
最近はオミクロン株が流行し始めて、また大学に行きづらくなりましたが、少し前までは対面授業に戻りつつありました。とは言っても以前と比べると、大学で見かける学生の人数は少なくなったと思います。しかし、新型コロナウイルス感染症との闘いも長くなった頃に、学生の実態調査のためにアンケートを取ったところ、「学校生活が充実している」と答えている学生が出てきたのです。言い換えれば自分の家でどれだけ楽しく過ごせるか、頑張って多様化して生きているというのが学生の強い力だなと思います。
一方で、学校に行けず、友達とも遊べず、厳しい状況であるということは今も変わりありません。つらい状況が解消されて充実に変わっているのではなく、適応するしかないという現状なのだと強く感じています。
鳥井学生理事(以下敬称略):私は山形大学で数学を専攻しているのですが、履修科目は全てリモートに切り替わり、終始画面と向き合って過ごしてきました。ゼミもオンラインなので、研究室へも行かないまま4年生を終えるのだろうなと。こう感じている学生は多くいます。
そういう状況が影響しているのか分かりませんが、退学者、休学者が増えており、大学も懸念しているようです。そこで、21年度の入学者に対しては、少人数のオリエンテーションなどで、心理的な面のお話をする機会をしばしば持っていると専務から伺いました。
生協の活動も、おうち時間に着目した活動が多かったです。家の中でできるストレッチや、目が疲れたときの対策、作ってみたい料理など実際に自分たちが経験して困ったことを他の組合員に伝えていく機会が増えたかなと思っています。
和田:学生の適応力はすごいですね。でも裏を返せばその現実を受け入れざるを得ないということ。発散できるところがなくなって、余計つらい部分もあると思いますが、その辺りはいかがでしょう。
鳥井:今までは、大学へ行けばサークルで誰かしらに会えるという環境でしたが、オンラインになってからは、自分から積極的にコミュニティに属さないと、何もせずに1年が終わってしまう。そうすると、学生時代に頑張ったことが学業だけになってしまう。それでもいいと思いますが、学生時代のことを自分の言葉として発するときに、やはり物足りないと感じる人はいると思います。学内の盛り上がりも全然違います。
菅野前学生理事(以下敬称略):アンケートでも二極化していましたね。適応して今ある状況で頑張っているという学生もいれば、なかなか馴染めず、「友達ができない」と回答している学生も5人に1人くらいいます。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を書くときも、「いったい自分は何を伝えられるのだろうか」と不安に思っている学生もいることは確かなので、そこは見逃してはいけないと思います。
龍谷大学生協には、夕食を100円で提供する「百縁夕食※1」という取り組みがありますが、経済的に困窮している学生が活用するだけではなく、レポートの説明会やサークルの紹介をするなど、つながりづくりの場として活用したそうです。そうした取り組みは他の大学生協でも多くあったので、機会づくりはやはり外せないと思っています。

※1 コロナ禍で頑張る学生を応援したいという想いから、龍谷大学生活協同組合や大学内のカフェが協力し、1食100円で栄養バランスの取れた夕食を提供する取り組み。2021年前期は大学主催、後期は保護者会主催で行っている。

2021年度全国副学生委員長 菅野 瑞貴

2021年度全国副学生委員長 菅野 瑞貴

松田:コロナ禍以前は、対面で新入生歓迎会や入学準備の説明会を開くなど質問しあえるような場を積極的につくっていたのですが、今は対面でできなくなってしまったので、どの生協でもSNSやZoomなどのコミュニケーションツールを使って新入生と話す場づくりに取り組んでいます。
例えば、Twitterのハッシュタグ機能※2を利用して、新入生を歓迎したり、同じ不安を持った人が共通のハッシュタグでつながって友達になれるようにしたりしています。また、新入生はオンラインミーティングやオンライン授業等に慣れていないので、推薦組の合格者などを対象に説明会を開いています。そこでつながれると、別の機会で再会して「ちょっと会おうよ」と盛り上がることもあるので、これからは大事になっていくと思います。
ただ、課題だなと感じるのは、運営している側もやはり学生で、不安を抱えているということです。学生のコミュニティをつくっているのもまた学生なので、楽しくやれている部分はあるものの、まだ少し元気がなく、やりづらさを抱えている状況にあると思います。

※2 ツイートのキーワードの前にハッシュタグ記号(#)を付けたもの。ツイッターの検索窓にてハッシュタグ付きのキーワードを検索、もしくはメッセージ内のハッシュタグが付いた言葉をクリックすると、そのハッシュタグを含む他のツイートを表示できます。

和田:一時期はアルバイト先がなく、生活に困窮する学生が増えていたという話がありましたが、その辺りの実態や状況は聞いていますか。
松田:アルバイト先の店長から電話があって「もう明日から来なくて大丈夫だよ」と実際に言われてしまった友人はいます。となると、生活費をどうするか。頼れる先としてまず思い浮かぶのは親かもしれませんが、両親の仕事にだって影響がないわけではないので、やはり頼りづらい。国や大学からの支援があるとも聞きましたが、審査があり、誰でも申請できるわけではないので、経済的に厳しい状況には変わりないと思います。
鳥井:私の友人も飲食店でアルバイトをしていましたが、緊急事態宣言が出たときはその月の収入がゼロになるということがよくあったそうです。山形は、今は求人も増えてきましたが、飲食店でそういった経験をした人が多かったせいか、募集しても人が集まらないようです。都市部と地方ではもしかしたら状況が違うのかもしれません。
和田:2020年に入学した学生は、コロナの影響で丸2年間思うような学生生活が送れていないと思います。コミュニケーションがうまく取れない環境にいることで人間関係が鍛えられず、就活でも学生生活を語れない学生が増えるのではないかという不安もあります。
そういう学生に手を差し伸べて、社会に出ていくにあたり、こういうことは最低限出来るようにしていこうというアドバイスや、コミュニティを広げてあげるような活動が大学生協でできると、救われる学生はたくさんいるのではないでしょうか。
人間は社会的動物なので、コミュニケーションがないと新しい発想や経験は生まれてきません。これまでも多様な活動をされてきていると思うので、大変だと思いますが、学生への支援もぜひ頑張ってほしいなと思います。

生活のリスクは
実感を交えて説明

和田:学生総合共済は、コロナ禍の学生にも寄り添った保障を提供しています。大学生協では、学生総合共済について「共済活動の4本柱」を掲げ、加入・給付・報告・予防の四つの取り組みを重視されています。こうした活動は、学生のキャンパス生活を支えていくうえで大切な活動です。ぜひ、大学生協共済連が大切にしている4本柱などの具体的な活動をご紹介ください。
また、学生総合共済は学業継続のための保障が手厚いなど非常に特長的な共済です。「こころの早期対応保障」などは、重篤になる前に専門医にかかり、回復してほしいという願いがこめられた保障だと思います。さまざまな特長がある学生総合共済ですが、皆さんが感じている魅力や周りからの声をお聞かせください。
松田:キャンパス生活を支えていくうえで、加入・給付・報告・予防を中心とした活動が重要だと感じています。学生委員もこの共済活動の4本柱を大事にできるように、各ブロックの事務局が学習会を開くなどして啓蒙しています。
加入に関しては、新学期での活動がメインです。入学準備にあたって、大学生協がさまざまなリスクに対応していることを紹介し、学生の実感を持った提案をすることをみんな大事にしています。「あなたにはこういう保障がされるので、ぜひ入ってください」ではなくて、親元を離れる人にもそうでない人にも、「あなたの大学では特にこういうけがや病気が多い。だから、こういう保障があなたのリスクをセーフティネットとして支えてくれますよ」と説明します。
もちろん、すでに別の保障に入っているからと断られるケースもありますが、大学生協の学生総合共済はみんなに寄り添ったものであることを紹介したうえで選んでもらうことを大事にしているので、長い目で個々の学生をフォローする大学も多いです。
それから、学生委員の活動で多く言われるのが予防の部分です。そもそも学生総合共済の給付件数はゼロというのが理想ですが、けがや熱中症、北海道では雪道での転倒や凍結による水道管の破裂、ストーブによる火災などさまざまなリスクがあります。こちらも実例を交えて、豆知識として情報を発信するなどしています。
鳥井:加入というのはたすけあいを広げるために大事な活動になってきていると思います。心の病にも対応しているということを加入提案の際にお話しする機会も増えてきました。報告・予防の発信はSNSで行うようになりましたね。対面の機会が増えてきた大学は、トイレの個室の扉に予防の紙を貼って、1人になったときに見られるようにしているそうです。
学内に来る機会は減っていますが、共済に触れる機会は増やしていく必要があるため、購買の職員さんからも「共済に入っている?」と気軽に聞ける雰囲気づくり、場づくりが大事になっていくだろうなと考えていました。
菅野:大学と力を合わせて連携していくことは、大学生の健康で安全な生活を守るためにも大事だと思っています。お互いに情報を共有して、風通しの良い風潮をより一層強められるといいなと思います。

自分自身の
保障内容を知ってもらう

和田:コープ共済連や地域生協では、子育て家庭向けにはおすすめ活動、広報活動ともにSNS等を活用しながら取り組んでいます。今の大学生は「よさ」を見極める力があると思っています。学生や若者世代にCO・OP学生総合共済やCO・OP共済のよさをお伝えするには、どのような方法が有用でしょうか。大学生協のない大学等の学生へのお知らせ方法も今後の課題で、大学生協で蓄積されたノウハウをぜひご紹介ください。
鳥井:親が加入申し込みをすることが多いので、自分が何の共済に入っているのか覚えていない学生が多いというのは課題としてありました。地域生協に入ったまま大学生協の共済に入る人が今後増えるでしょうし、今年4月からは成人年齢も引き下がるので、学生自身が自分で把握できるような働きかけが大事になっていくかなと思います。
松田:同感ですね。4本柱のうちなかなか取り組まれていないのが給付・報告ではないかと思います。給付の比率が低いというお話がありましたが、それが本当に喜ばしいことなのかというと、悩ましいところです。けがをしても、自分が共済に入っていることすら覚えていない学生はまず申請しません。本来は給付を受けられる対象なのに、知らないがゆえにその機会を逃している。それが学生総合共済の大きな課題だと思います。
ではどうやって学生に発信していくかというのは、やはりSNSが主流になっていると思います。ただ、受け取る側でその情報をキャッチしてくれる人は少ないなと感じます。発信する側は使命感を持って積極的に活動していますが、「発信はしているのだけど、組合員が見てくれない」「見てくれるにはどうしたらいいのだろう」という悩みを抱えている学生委員もいます。だから、大事なことを発信するだけではなくて、受け取ってもらうところまでがポイントです。共済に加入している、加入していないにかかわらず、情報を最後まで届ける、そしてその人の耳と頭にしっかりお届けするところまでをゴールにする必要があると思います。意外とポストのチラシのほうが見るという学生もいるので、工夫が必要ですね。
大学生協も大学も、4年間を通して学生に学び、そして成長してほしいという共通の目標があるので、大学から共済に関して発信していただけるとありがたいなと。「生協なしでは大学は成り立たない」というところまで目指したいですが、今は生協よりも大学からの発信のほうが学生は耳を傾けるので、大学との連携がカギになってくると考えています。

2022年度全国学生委員 松田 佳子

2022年度全国学生委員 松田 佳子

和田:先日、全国大学生サミット※3にユーチューバーが登場することが決まったら、サミットの参加者が急増したという話を聞きました。発言に影響力のあるインフルエンサーをそれぞれの大学で増やすのも面白いかもしれません。何かを伝えるのが上手な人というのがいるので、動画や写真、文章もそうかもしれませんが、生協のいいところを伝えてもらえるような活動ができないかなと。私たちもそんな取り組みに注目しています。

※3 全国大学生協連が事務局となり、2021年10月31日に実施した「WEBオープンキャンパス」をイメージした企画。1,100人が参加。現役大学生どうしで話し合う場を設けたほか、大学生ユーチューバー パーカーさんをはじめ、各大学の教授、カウンセラーや医療アドバイザー、新聞の論説員など、幅広いゲストスピーカーを招いて開催された。

たすけあいの輪で
無保障の学生をなくしたい

和田:コープ共済連や地域購買生協でも、いよいよ4月から学生総合共済の取り扱いが本格化します。卒業生には新社会人コースを提供するなど、各地の大学生協の皆さんとの関わりも増えていくことと思います。
地域購買生協では、それぞれフードバンクや奨学金制度の設立など、若年層への支援を拡充している一方、高齢者のための買い物バスや健康づくり、自治体との連携による困窮者支援など、幅広い活動を行っています。
そこで、地域購買生協などとつながることで期待することをお聞かせください。学生総合共済でつながった地域生協やコープ共済連とこんな取り組みや活動がしてみたいというご提案があれば、在学中、卒業後を問わず、お聞かせください。
鳥井:保障されない期間がない、切れ目がないというのは大事だと思っています。今までは入学したときに大学生協の共済をお知らせしていたのですが、卒業したらそもそも大学生協の組合員ではなくなるので、できることがありませんでした。それが今後は地域の生協であらためて加入できるようになり、「新社会人コースに加入できるよ」と話ができることには可能性を感じます。
実際、学部4年生、大学院2年生の学生には出資金返還の際に紹介しているのですが、社会人になるときに抱える「今度は何に入ればいいんだろう」という不安や心配も解消できるし、「調べていないし、入らなくてもいいんじゃないか」という人も減らせると思います。

2022年度全国学生委員 鳥井 和真

2022年度全国学生委員 鳥井 和真

松田:私もずっと大学生協に魅力を感じて活動をしてきて、学生総合共済も積極的に発信してきたのですが、大学生協のない大学は多く存在していて、そういう所の学生はどうするのかなとぼんやりと考えていました。もちろん他にもいろいろな保障制度はあると思いますが、共済のたすけあいの輪、無保障の学生をなくすという活動は魅力的です。
私たち大学生協は組合員の生活向上を目指していますが、キャンパスライフを支えるというところに立ち返ると、生協の有無に限らず、より多くの学生に寄り添い、たすけあうことで、横のつながりができる。それにより無保障の学生が減っていくという部分がすごく力強いというか、期待している部分です。
和田:たすけあいの輪に参加し、関わってもらうことが若い人たちにとって貴重な機会になるような気がします。自分が出資した掛金が、自分のためだけでなく、周りの人たちのために使われる。共済の根底にある考え方を理解してもらえると、卒業後も継続してもらえるのかもしれません。共済のよさを理解してもらえるよう努力していきたいですね。
もう一つ、大学の近くに地域生協があります。今、それぞれの地域にはいろいろな課題があります。高齢化やまちおこしなど、その地域を支え、よくするために大学と協力し合えることがたくさんあると思います。
若者が参加するからこそ元気になるので、ぜひ学生委員の皆さんと地域の理事たちとで交流してもらって、地域でできることを考え、いろいろな機会を増やしてほしいなと思います。

事業譲渡をしても、
「自分たちの共済」

和田:最後の質問です。2021年の総会で、2022年9月末で大学生協共済連の解散、事業をコープ共済連に譲渡することが議決されました。コロナ禍で全国の大学生協の経営が危機的な状況となり、その再生のために大学生協共済連に蓄積された財産を全国の大学生協に分配することになりました。
学生の皆さんは、今回の事業譲渡についてどう考えてこられたのか、また、事業譲渡後の学生総合共済の推進について期待や要望、ご意見などありましたらお願いします。
鳥井:私の周りでは、大学生協と比べて、コープ共済連は加入者数が格段に多いので、その中に入ると「大学生協の共済」でなくなってしまうのではないか不安だという意見が多かった印象です。事業譲渡になっても自分たちのものなんだということをこれまで以上に意識していかないと、大学生協から離れたものになってしまうのではないかという危機感が強かったです。
松田:私がその話を受けたのは北海道教育大学函館校で学生委員として活動しているときだったのですが、ピンときていない学生が多かったように感じました。私自身は、事業譲渡についてはそれほどおかしいことではないと思いました。もちろん、鳥井君が言ってくれたように、中心となって生協を考える人たちは「これからも自分たちのものなんだ」ということをしっかりと意識して伝えていかなければいけないですし、仕組み上の変化は少しあるかもしれませんが、受け皿がどこであれ、たすけあいの輪は学生総合共済のよさであり、想いや活動は大きく変わらない。今まで通り、加入・給付・報告・予防を、自分たちの実感を踏まえて伝え、生活を支えていくという根底にある部分は変わらないと思っています。
和田:学生総合共済の元受団体はコープ共済連となりますが、これまでの大学生協が推進してきた学生総合共済と何ら変わることはありません。変わらないということをもっとよく伝えてほしいです。今でもみんなの共済だから、それを育てていくのもだめにするのも自分たちの活動次第。それを自覚してもらったうえで、私たちCO・OP共済も思いを一緒にして育てていく。主体は大学生協の皆さんだという自覚を持って取り組んでほしいなと思っています。自分たちがつくっていく共済だという自覚や自負、誇りをぜひ持ち続けてください。今日はありがとうございました。

コープ共済連のご紹介

日本コープ共済生活協同組合連合会(略称:コープ共済連)は、コープ共済を取り扱う各地域の生協と日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)が共同して設立した共済事業を専業とする連合会です。


コープ共済《たすけあい》・《あいぷらす》・《ずっとあい》の契約引受団体です

2009年3月に「現在コープ共済の契約引受団体である生協」および「日本生協連」から「コープ共済連」に共済事業を移転しました。
これによって 2009年3月からコープ共済《たすけあい》・《あいぷらす》の契約引受団体は、「コープ共済連」に変更となりました。

  • ※コープ共済《ずっとあい》は2011年に誕生した商品です。
  • ※生協連合会のうち、生活クラブ共済事業連合生活協同組合連合会、パルシステム共済生活協同組合連合会、グリーンコープ共済生活協同組合連合会は、コープ共済連とともに引き続きコープ共済《たすけあい》の契約引受団体となり、共同で共済金のお支払いの責任を持ちます。
  • ※コープ生命共済《あいあい》の契約引受団体(3団体)のうち日本生協連がコープ共済連に変更となりました。

全国大学生協連のご紹介


1898年、同志社大で最初の大学生協である消費組合が結成される。1947年、全国学校協同組合連合会(全学協)発足。1958年、全学協を法人化、全国大学生活協同組合連合会が創立。2022年2月現在、 216の会員生協が加盟している。

将来に対して期待と不安を抱えながら、前へ進む学生たち。大学生協の事業はすべて、その学生のためにあります。食堂や購買書籍店舗の運営、入学から卒業までのキャリア形成支援、復興支援やSDGs・環境活動の取り組み、ユニセフや平和活動など。これらは未来へと続く大学生活のためにあります。

全国大学生協連はこれからも、商品の品揃えやサービスの向上、活動内容の充実に取り組み、学生の未来への歩みをサポートしていきます。

設立:
1958年3月
会員生協組合員数:
1,556,405人(2020年9月30日現在)
会員合計事業高:
1,781億円(2019年度)


学生総合共済のキャラクター
タヌロー

一覧へ戻る