国際活動

ドイツ学生支援協会(DSW)訪日研修2013

大学生協連と交流のあるドイツ学生支援協会(DSW)の会長、事務局長および地域の学生支援協会の代表ら8名が、2013年10月21日から25日、日本で研修を行いました。

今回の研修は、高等教育機関における学生支援をさらに発展させる、大学生のメンタル・精神的な側面での状況・課題を共有する、留学生の状況・課題を共有する、などのテーマで行いました。5日間の日程で、東京(東京大学、東京工業大学)、名古屋(名古屋大学)、京都(同志社大学)を訪れました。

東京工業大学では、保健管理センター教授(カウンセラー)の先生より、東工大の実践をもとに「我が国における学生相談の理念と実践」のプレゼンテーション、またドイツからも「ドイツ学生支援協会による社会的・心理的カウンセリング」のプレゼンテーションを行いました。

名古屋大学でも、大学学生相談総合センター・メンタルヘルス部門助教の先生より「大学生のメンタルヘルス、メンタルケアの実情と課題」についてプレゼンがあり、名古屋大学院生の主にひきこもりの事例を通じて、大学生の実態および大学の取り組み状況の報告がありました。

同志社大学では、学生支援機構事務局、国際連携推進機構および学生支援機構・学生支援センターより、同大学の留学生の状況、海外のパートナー大学、留学生支援の取り組みなどを報告していただきました。

今回は、テーマを絞り、テーマに沿った視察および意見交換が活発に行われました。ドイツ学生支援協会との交流は、当初は全国組織の代表レベルでの交流でしたが、徐々に会員生協の専務理事なども含めた裾野の広い交流に広がってきました。2014年はドイツにて研修があります。

 


庄司会長とドイツ学生支援協会の方々


名古屋大学にてディスカッション