国際活動

2011国際協同組合同盟(ICA) 総会

(2011年11月14日~18日、メキシコ・カンクン)

2012国際協同組合年(IYC)のスタート

2011年11月14日~18日、メキシコのカンクンで国際協同組合同盟(ICA)総会が開かれました。「2012国際協同組合年(IYC):協同組合がよりよい社会を築きます」をテーマに、IYC開始イベントも兼ねたもので、78カ国から約2,000人が参加する最大規模の総会となりました。日本からは全国大学生協連のほか、全国農協中央会、日本生協連など10協同組合組織(ICA会員)から40名が参加しました。

総会期間中には、ワークショップや基調講演も多数行われ、協同組合の価値や役割をより広く社会にひろめるために、私たちの取り組みをどのように発信するかが議論されました。オバマ米大統領選でソーシャルメディア戦略責任者を務めたサム・グラハム・フェルソン氏による「メッセージを伝えるためのソーシャルメディアの活用」、環境保護活動家のフィリップ・クストー氏による「社会変革を生み出すためのメディアの活用」の2つの基調講演が行われました。

大学生協連から参加した庄司会長は、世界青年会議のパネリストとして、日本の社会と協同組合、大学生協の概要、国際的な活動、全国の大学および大学生協における2012IYCの取り組みについて報告を行いました。協同組合教育機関が集まる地域グローバルネットワークでは、大学やカレッジなどの正規教育の中でどのように取り入れられるか討議が行われ、庄司会長からは日本の大学生協の取り組みについて報告がありました。また、大学生協連の呼びかけで「教育機関にある協同組合の世界の集い(ラウンドテーブル)」が開催され、6カ国の参加者が、活動情報交流、地域・世界のプロモーション活動について意見交換を行いました。


2012IYC国際協同組合年バッヂ


ICA総会全体会


庄司会長(左)とポーリン・グリーンICA会長


青年会議で発言する庄司会長(右)