留学生の日本での生活について

■プロフィール

ポーランド人。北海道大学在学中。博士課程2年生で工学部自然言語処理の専攻です。趣味は温泉めぐりとラーメン食べあるきです。暇な時は、サイクリングや文化交流をよくやってます。

■日本に来ておどろいたコト

一番驚いたことはカタカナ語です。日本語で英語みたいだけれど、英語じゃない言葉はたくさんあります。例えば日本語でマンションというのは英語のアパートの意味です。英語で「Mansion]というと、すごくおしゃれで大きなうちの意味です。日本人も英語の意味を知らずに、その言葉を使っています。

日本に来た理由は、平和で自然と近い国に住んでみたかったからです。北海道を選んだのは、とてもきれいな景色があることと、他の都市のように人が多くないからです。日本の文化にとても興味があるので、日本に滞在することでより日本の文化を探求できます。

日本に来てから日本語を勉強していますが、大学での課題やアルバイトを掛け持ちしながら、日本語を勉強する時間を見つけるのはとても難しいことです。コミュニケーションすることはうまくできますが、書くとなるとまだまだ難しいです。すてきなボランティアの人々のおかげで、便利な時間にいろいろな日本語教室を無料で受けることができています。自分の大学では日本語を勉強していません。というのは、大学での勉強が非常にタイトなので、スケジュールをあわせることが難しいからです(アルバイトや他の用事も考えると)。

■一週間の過ごし方

午前中 午後夕方
バイト 授業 食事 授業 バイト
授業食事 バイト バイト
授業 食事授業
食事 授業 バイト
バイト 食事 授業
食事
食事
  • 私はバイトとして基本的には英語の教師やってます。週に4回ぐらいあちこちに行っていろいろなセンターで英語を教えるし、個人レッスンもします。それに週に一回近くの大学でコンピュータサイエンスを教えてます。
  • 食事はほとんど毎日1時ごろ食べていて、それから授業を受けます。私の生徒はよくレッスンをキャンセルしているので、機会があれば変わりの先生として塾やセンターで追加的レッスンを教えることがあります。
  • 週末にはゆっくり寝て、友達とあったり、旅行したり休みます。

■1ヶ月の生活費

収入 アルバイト ¥120,000
  
収入総額 ¥120,000
支出家賃¥6,000
食費¥35,000
水道光熱費¥4,000
娯楽費¥15,000
文房具・雑費¥5,000
貯蓄¥55,000
支出総額¥120,000
  • わたしの経済状況から、水光熱費こみで1万円の大学内の寮に住んでいます。
  • 英語の先生のアルバイトをしており、食費のほかに授業料をためなければいけません。
  • 私の収入はとても少ないのですが、その中から毎月約5万円を貯金してます。これを半年に一度支払う授業料に当てています。
  • 友達と食事をしたり、北海道内を旅行するための余暇費も必要です。

平日は大学の学食(生協食堂など)で食べます。アルバイトや研究でとても忙しいからです。1日に3回食べるよう努力しています。たいてい家を出る前に軽く朝ごはんをたべ、1時ごろに昼食を食べます。夕食は家に帰ってから食べます。あまり多くのお金を使わないようにしているので、たいてい1日1000円です。自由な時間があるときは家で作るようにしています。そんなときはさらに節約できて、一日400円程度になります。週末は友達と食べに行くことが多く、特別なものを食べることもあります。日本は食べ物で有名です。ですからおいしいものを試さないのはとてももったいないのです。

私費留学生なのでバイトなどで忙しくほとんど家にいませんでした。寝ることができて、洗濯ができて、自由時間にゆっくりすることができる場所を探していました。そこで大学の中の寮に移り住むことにしました。個室には浴室はないので、他の人と共用のシャワーを使わなくてはいけません。台所も共用です。私の部屋はとてもせまいですが、私には十分です。ここに寝に帰るだけなので、安いことに満足しています。研究室に長くいて、勉強しようと思いますし、外で友達と一緒に長い時間を過ごそうという気持ちになります。この寮は大学の中にあり、研究室から歩いてたった10分しかかかりません。

■間取り

  • 間取り:1R
  • 家賃:月10,000円(光熱費込)
  • 立地:大学の中。研究室から約10分かかります。

大学生協はいつも留学生のパートナー