名古屋大学生協留学生委員会(Cofsa)主催 名古屋大学留学生とトヨタ自動車との交流会


 2019年7月12日に名古屋大学国際棟にて名古屋大学の留学生とトヨタ自動車との交流会が開催されました。
 この交流会は、名古屋大学生協の留学生委員会委員長テンピア ジュリエットさんと、2015年に岐阜大学を卒業して「留学生と日本人が情報交換できる交流会を企画する学生団体を立ち上げ、企業と留学生との就職マッチングサイトを運営する」(株)Harmony For1 代表 塚本将弘さんとのコラボ企画に、名古屋大学の教職員と名古屋大学生協がサポートをすることで実現しました。

 今回の交流会は「日本で就職を希望している留学生に、日本と海外の事情、状況の違いを早い段階から知ってもらうことで留学生が就職活動で不利になることが無いようにサポートすることを目的」としていてテンピア ジュリエットさんが、留学生を支援する塚本代表の取組に共感して、留学生委員会と協力した内容で開催を相談して、早い段階から内容や進め方、プログラムの作成など事前打合せを何度も行い今回初めて開催することになりました。

 50名を超える留学生から申込みがあった中、当日の参加は、32名(理系50% 文系50%の比率)で、16名のグループ2つに分かれ、それぞれのグループにトヨタの社員1名が入り討論や質疑応答を行いました。各グループとも盛んな討論、質疑があり、また、様々な国の留学生が参加していることからも関心の高さがうかがえました。ソフトドリンクとお菓子を準備して、トヨタの職員と留学生の懇談で和やかな雰囲気を作るなど運営においても気遣いがあり参加者も終始打ち解けた様子でした。

 参加者への呼びかけや参加者集めには、名古屋大学の先生にご尽力いただき、正しい日本語のサポートのため名古屋大学国際言語センターの職員さんやトヨタの社員2名の方もボランティアで参加していただくなど、留学生委員会のメンバーをはじめ、トヨタの職員、名古屋大学の教職員、生協職員など多くの方が協力してくださったことが何より嬉しいと、語っていたテンピアジュリエットさんの笑顔がこの企画の成果を語っていると感じました。

 今後の計画は、留学生を対象とした「面接講座」等、留学生からの要望や、企業側のヒアリングを進め新しい企画内容や2回目の計画も始まっているとのことです。

1 (株)Harmony Forは、「名古屋大学アイディアピッチコンテスト」で優秀賞を受賞、名古屋大学Tongaliプロジェクト(産官学連携推進本部)の支援を受け、2019年名古屋大学発ベンチャーに認定された会社です。

交流会のようす

名古屋大学生協