平和

下関市立大学生協「戦後75年企画」

下関市立大学生協では、Peace Now! Hiroshima 2020 の実行委員を通じて全国大学生協連の「#未来へのバトン」について知ったことをきっかけに「私にとって平和とは」について考え発信することで、組合員のみなさんにおいても「平和について考える時間を作る契機になるのでは?」と思いSNSでの発信を始めました。

身近なものに焦点を当てながら日頃あまり考えないこと、知らないことを発信し、平和について考える契機となればという想いで活動しました。そのために、まずは平和部局員自身が楽しみながら、平和学習を深めながら活動することを意識しました。
これまでの型にはまらない活動を意識し、より多くの組合員の皆さんに正確な情報をお届けしたいという想いで、目に留まりやすい広報や新しいアウトプットの形を模索しながら進めました。
こういった活動は自身の活動の成果をより実感できるものでした。戦後75周年企画の後は、特に今年生協学生委員会に入ってくれた平和部局1年生が、自ら企画して発信する活動に意欲的です。

【今回実施した取り組み】

  • #未来へのバトン
    全国の大学生協で取り組まれた「#未来へのバトン」企画。 6月25日~7月31日に下関市立大学生協学生委員会のTwitter・Instagramアカウントを使って平和部局の学生委員も参加しました(全5投稿)。平和だと思う景色やコメントと一緒にツイートすることで、ツイートを見た組合員が平和について考えるきっかけを作りました。
  • 平和新聞
    6月5日~30日に活動しました。まず、部局活動の時間を活用してケニアやキベラスラムについて学習をしました。その後、任意で新聞を作成してくれるメンバーを募集し、Microsoft Teamsを利用して共同で作成しました。「マゴソスクールを支える会」の会長さんもご協力いただきながら約2週間かけて製作しました。
  • 動画の発信
    終戦の日の翌日、8月16日に投稿されたのは「平和を発信する動画」。戦後75年企画の締めくくりに、学生委員会の執行代を引退した3年生が中心になって撮影・編集を進めました。発案から撮影まで約5日間、これまでの学生委員会活動で培った経験とチームワークを生かし、伝えたい想いがよりまっすぐ伝わるように動画というアウトプット方法を選びました。

【組合員の反応】

活動に関わった人からは、「平和とは何か見つめなおす契機となった。」「世界の社会的課題に目を向けながら活動出来た。平和を広げる契機にもなった。」という感想がありました。また平和を発信する動画を見た人からは「平和って正解がないもので人によって微妙に違ってくる。その時にどれだけ相手の考えを尊重して互いに歩み寄るかが大切なのかもと思った!」などといった声もありました。
平和について考える「きっかけ」を平和部局が中心になって作り上げることができました。