2018年3月2日~3日、東北地域の大学生協の学生を対象とした、「Peace Now! 東北」が行われ、20名の参加がありました。被爆者の方や、戦争体験者の方の話を聞く機会や、釜石市のフィールドワークがありました。
齋藤政一さんのお話
広島で被爆した齋藤政一さんにお話ししていただきました。陸軍少尉として、爆心地から1.8キロ離れた兵舎で被爆した話や、その後の放射能後遺症や、運動についてお話ししていただきました。また、昨年末のICANのノーベル平和賞の授賞式に参加した様子のお話もありました。
薬師公園見学の様子
釜石は、戦中二度の艦砲射撃を受けた場所であり、公園には「平和像」があります。
艦砲射撃の様子を聞く
当時釜石で艦砲射撃を経験した3名の方のお話を聞きました。海上から砲撃がくることの恐ろしさ、必死に山へ逃げた事などをお話しいただきました。
感想交流の様子
参加者同士、2日間の感想交流を行いました。これから平和の想いを大切にしていくこと、継承していくことを考え、話し合いました。参加者は東北地域の出身や大学に通う学生が多く、「自分の地元で起きた話や、地元に住む人の話に触れることで、平和をより真剣に考えることができた」という感想がありました。