古橋 怜(全国大学生協連執行役員)
鳥井 和真(全国大学生協連理事)
梅田 叶夢(全国大学生協連執行役員)
藤江 正俊(全国大学生協連理事会室職員)
石井 愛(全国大学生協連会員支援部職員)
ふくしまで起きたこと・起きていることを現在進行形の日本社会の課題であることを理解し、自分ごととして考えられるようになること。
自分の目でふくしまの現状を見て感じる。さまざまな問題に対して自分の考えを持つことができるようになる。
多くの会員・様々な階層の組合員に学びや考えを広げられるよう、これからの行動を考える。
時間 | 場所 | 場所 |
---|---|---|
12:00 | 福島駅 | 集合・バス移動開始 |
14:00 15:30 |
東日本大震災原子力災害伝承館 | 各自見学 出発 |
16:00 17:30 |
富岡町 | 旧富岡高校周辺・夜ノ森地区 見学 出発 |
18:00 19:00 21:00 |
ホテル双葉の杜 会議室 |
到着・夜ご飯
終了・各自入浴・就寝 |
富岡高校、夜ノ森地区の様子。当時のまま残っている高校やお店、住宅を見ました。
高校は休校となり、2010年に飾られた垂れ幕がありました。実際に当時富岡高校に通っていた清水さんに、震災の日の話も聞きました。写真のように、当時のまま残っている建物を見た参加者は、東日本大震災が現在進行形の災害であるということを強く感じたようです。
会議室にてフィールドワークの感想交流と、被災して福島県から県外に避難した清水さんのお話を聞きました。感想交流では、現在復興がしているか、まだまだなのかが人によって分かれていたり、同じものでも感じ方が異なる人がいることに気づきました。また、参加者は、「ふくしま」に対する、ツアーに参加する前のイメージと1日目を終えてのイメージを語り合いました。改めて語り合うことの大切さを実感しました。
津波で流されてしまった教室の様子や、当時現地に住んでいた人が請戸小学校の黒板に書いたメッセージを見学しました。
請戸地区で生活していた人々が、どのような暮らしをしていたのか。また、津波によってその生活がどのように一変したのかを学びました。
伝承館では出口に向けて飾ってあった写真が一番印象に残りました。その中には、母や妻の遺体のそばで泣く男性の写真や、春から小学生になる子の写真、警察官や自衛隊などの勇ましさをうつした写真が多くあり、泣きそうになりながら見入ってしまいました。この写真を撮るときの苦しさは誰にもわからないなと思いました。
(愛知教育大学生協/学生)
「自分の足元さえ知らなかった」という言葉が印象に残っています。身近にあるものこそその危険性をわかっていないということということがないか自分の周りを確かめたいです。
(岐阜大学生協/学生)