甲南大学生協では、2020/1/10~20の間、甲南大学の学生を中心に、広く組合員に向けて震災パネル展の実施、食堂での「ひまわり油のこくうま味噌汁」の販売、大学と協力して「乾パン」の配布、防災訓練のお知らせを行いました。
2019年5月の総代会の懇親会で学生総代が生協職員に声をかけたことからはじまりました。
これは2020年1月の甲南大学生協のテーマ「備える」というものを見たことがきっかけでした。
その学生総代は「117KOBEぼうさい委員会」に所属しており、117KOBEぼうさい委員会のなかでも、同世代の人たちに震災について知ってほしいという想いがあり、取り組みに繋がりました。
甲南大学生協は、研究室の研究内容、卒業論文や学生団体の企画の協力依頼が多くあります。
総代会の場で、毎月の生協の企画について話をしたり、懇親会で意見を求めたりしたことで、「生協への期待」が高まり、今回の企画に繋がりました。
学生組合員が頑張りたいと思うことに一緒に悩み、考え、生協が関わることで、企画の範囲が広がり、大学の協力を得ることができました。
展示している写真は甲南大学、甲南大学生協からのものでした。
パネルは、当時の震災の状況をありのまま伝えるために、深刻な様子のものもあえてそのままを展示しました。
また、学生総代が当時被災された方にインタビューを行い、その記事もパネル展に掲示しました。
震災後に咲いていた一凛のひまわりが被災者の方を元気づけたというエピソードから、ひまわりは復興の象徴とされています。
1.17KOBEぼうさい委員会では地域で育ててもらったひまわりの種から搾った油を販売し、その利益を被災地に寄付する復興アクションをおこなっています。ひまわり油を使ったものを生協で販売することで被災地支援を行いました。また、学生や教職員にもひまわりの意味を知ってもらう機会を作りました。