開催概要
- 日時:
- 2022年11月19日(土)
13:00~17:30
- 場所:
- オンライン
全国社会的課題委員会とは
以下の目指したい姿を実現するために、以下の位置づけで各階層別委員会、各ブロックから集まった選出された委員と共に政策議論・政策執行を行う理事会設置委員会です
目指したい姿
- 地球市民の一人として、大学コミュニティを通じて持続可能な社会を実現していく組合員
- 持続可能な社会の実現に向けて、知り・知らせ・考え・話し合い・行動するきっかけをつくる大学生協
- 持続可能な社会の実現に向けて、大学生協の取り組みを社会に発信し、社会を変えていく大学生協
委員会の位置づけは
- 組合員が広く社会に目を向け、知り・知らせ・考え・話し合い・行動できる機会づくりについて考える
- 各大学生協が社会的課題についての取り組みがより一層行われるための活動提案を検討する
- 組合員の生活を取り巻く社会的課題について、事例や知恵を結集させ、どうよりよくしていけるかを考える

議題
① 地域報告・階層別委員会報告
- 9~11月の各地での取り組みについて報告されました。
- Peace Now!やふくしま被災地スタディツアーのその後の動きについての報告や、#OnigiriActionに関する取り組みの報告がありました。
注目する取り組みとポイント
十文字学園生協「平和展」
- PN!広島・長崎に参加した学生たちを中心に平和について組合員・受験生に伝える取り組み学園祭が3年ぶりに復活したことで、4年生から1~2年の後輩たちにどんなことをしてたのか知ってもらうためにもやろう!というのがきっかけで、平和展を開催した。PN!の参加報告や災害時のお役立ち情報をポスターにして展示を行った。
- 積極的な呼び込みも行い、さまざまな世代が訪れる結果となった。初めて平和展に携わった学生委員も自身が想いを伝えていく役割を担っているとの気持ちで携わっていた。
大阪樟蔭女子大学生協
「ぺリリパックで手軽にエコっと!エコロジストになろう!」
- 組合員が楽しめるようなリリパックの回収を促す企画として、クイズ企画の投票とリリパックを合わせて回収を行いました。
大阪樟蔭女子大学 生協学生委員会 Twitter

福山市立大学生協
「大学祭での環境セミナーの掲示」
- 大学祭で環境セミナーに参加した学生委員が環境セミナーの学びをポスターにまとめ掲示を行っていた。SDGsと生協の活動を関連させたポスターとなっていた。
- 2日間で350人弱の参加者が訪れ、組合員に環境について考える機会を提供できていた。

② Peace Now! Okinawa・#OnigiriAction報告

- 11月に開始が延期されていたPeace Now! Okinawaの開催報告が行われました。
- 10月~11月にかけて開催された#OnigiriAction期間に、全国大学生協連では#大学生おにぎりアクションの取り組みとして、・POPの取り組み・リレーの取り組み・TFT-UAとのイベントの3つを行いました。それらの成果報告が行われました。
-
POPの取り組み
TFT-UAと協力し共通のPOPを作成し、店舗やSNSでの活用を呼びかけました。
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全国学生委員会SNSでのリレーの取り組み
全国の学生事務局や階層別委員会と協力しリレーを繋ぎました。
全国大学生協連学生委員会 Twitter
今年は期間中に#大学生おにぎりアクションの投稿が380ありました。大学生の力で1900食の給食分の寄付が途上国に送られます。

#大学生おにぎりアクション 結果報告
- TFT-UAとのイベント
TFT-UAと世界食糧デーの日にイベントを開催しました。
参加者全員でおにぎりを食べ、OnigiriActionの投稿をしたり、組織間での活動の紹介・交流を行ったりしました。

TFT-UA Twitter
③ 年間スケジュールについて・環境セミナーについて
- 2023年度の社会的課題セミナーに関連する年間スケジュールを確認しました。
- 環境セミナー、環境分野の推進についての来年度の方向性を確認しました。来年度は7月にセミナーという形での環境セミナーの開催は行わず、年に2回ほど学習会という形で環境について学びあう場所を作っていく方向で検討をしています。
④ 社会的課題委員会年間振り返り(チーム別・全体班別)
- 今年度の全国社会的課題委員会の成果・課題の振り返りと次年度の展望について、各チームで協議を行った後に、全体で班別協議を行いました。
- 特に、各地域や階層別委員会の推進との関係で本委員会での討議・推進はどうだったか、今年度の実行委員の本委員会への参加意識はどうだったか、来年度はどのような委員会であるべきかといったことについて振り返りを行い、来年度への申し送り事項を考えました。
- 委員の意見
- 「ウクライナ危機があって、直近にあって議題を変えたのはそうあるべきだよなと思って素晴らしいと思った、社会の動きに合わせて作っていくのは大事なこと。あるべき姿だったと思う。」
- 「久々に学生のみなさんと話す機会が持てたのがありがたかった。もっと話したい。職員として考えていることを学生のみなさんに伝えたいし、学生が考えていることを伝えてほしい。」
- 「社会的課題の活動は大学生協以外でも取り組んでいるが、なぜ大学生協で取り組むかも理解して、大学生活としっかり絡めながら行うことが大事。全社委メンバーで一丸となって活動する。チーム別がどうするかもあるが、協力してできたら。これが悪かったこれを変えた方が良いというのもあわせてまんべんなく分野推進ができたら。」
- 「各チームで協議してると、こうしていけたらいいねって話をするのはできたし盛んだったのかな。でも、行動提案推進が難しかった。社会的課題に取り組む流れがあるところは取り組むけど、難しいところへのアプローチをしっかり考えることが大事になっていくと思う。会員間交流とか、小さいところから考えたい。」
最後に
- 年4回の社会的課題委員会が終了しました。次年度も持続可能な社会の実現に向けて、大学生協内で社会的課題の取り組みが一層行われるための活動提案を行いながら、大学生協の取り組みを社会に発信しする委員会として知り、知らせ、考え、話し合い、行動していきます。