個別化医療について

全国大学生協連院生委員会
 2018.09.12 Vol. 09

個別化医療で最適な治療を

みなさんこんにちは! 私は東北大学大学院医学系研究科M2のこばと言います。 私は主に肺がんについて研究をしています。今ある治療法では、がんが耐性を獲得してしまうことが課題です。そこで、新たな治療法を見つけるため、日々実験をしています。

私が今回紹介するトピックは「個別化医療について」です。みなさんは個別化医療と言われてどのようなことをイメージされますか? 実は同じ薬でも、効果や副作用が人によって異なります。私が研究している肺がんについても、人によって効くか効かないかが分かれています。このような原因の一つとして「遺伝子」があげられます。人によってこの遺伝子が異なることで、薬を体内で代謝する速度が変わります。わかりやすい例としては「お酒の強さ」があります。お酒が弱い人は、お酒を分解する速度が遅いため、少ない飲酒量でも「吐き気」などが出てきてしまうわけです。同様に、薬の場合も体質によっては少ない投与量で副作用などが出得るわけです。逆に事前に遺伝子検査などを行えばこういった副作用等をコントロールできるのが個別化医療の強みです!

個別化医療はまだまだこれから発展していく領域です。もしかしたら将来的には国民一人ひとりの体質にあった薬がその人に処方され、より健康で長生きできる社会になるかもしれません。今後、個別化医療が増えていくかもしれない、ということは頭の片隅に入れておくと良いと思います!

大学生協はSDGsを推進します

大学生協はSDGsを推進します 3. すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

発行元

全国大学生協連合会 全国院生委員会 院生委員長 小澤将也