「就職ルール廃止」

全国大学生協連院生委員会  2019.03.13 Vol. 12

<就職活動特集②>どうなる? 就職活動

こんにちは!東北大学医学系研究科修士2年のこばです。みなさんの就職活動はこれからでしょうか?

2018年の9月に経団連の会長が就職活動の時期などを定めた「就活ルール」の廃止に言及しました。私は昨年6月に就職活動を終えたばかりですが、「就活ルール」のおかげで、研究生活と就職活動を両立できたと実感しておりました。今回の就活ルールの変更により、私たち学部生・大学院生の就職活動はどのような影響をうけるのでしょうか?

就活ルールの変更は2021年卒(現在の学部2年生、大学院進学を予定する学部4年生)からスタートすると言われています。

これまではインターンを行っていた時期や、会社説明会を行っていた時期は経団連の加盟していた企業は採用面接を制限していました。しかし、今回の見直しにより、就職活動が早期化することが予想されます。それにより、大学院生は「就職活動までは研究活動に力を入れよう」というのが難しくなるかもしれません。また、ルールが実質的になくなることにより、あらゆる就活関連のイベントの情報などが氾濫する可能性もあります。一方で、学生生活の自由度が増す可能性もあります。就職活動の時期が固定化されないことにより、海外研修や自己研鑽等の自身の都合に合わせた就職活動スタイルが見つけやすくなるかもしれません。いずれにせよ、これから就職活動をする学生にとって大きな変化になることは確かです。正しい情報を得るためにも大学のキャリアセンター等を賢く利用し、後悔の無い就職活動を試みてください!(こば)

発行元

全国大学生協連合会 全国院生委員会 院生委員長 小金澤光