「海とマイクロプラスチック」

全国大学生協連院生委員会
 2019.04.24 Vol. 18

今食べている魚は本当に安全?

初めまして!山形大学工学部物質科学工学科B4のたばけいです。私は有機化学の研究室に所属しており、燃料電池に関する研究をしています。

今回は、先日私の研究室で話題になった「マイクロプラスチック」について取り上げます。軽い・加工しやすい・腐食されにくいなどの特徴を持つため私たちの生活の中に溢れているプラスチックですが、便利である反面捨てられたものが海へ流れ出し、非常に小さなプラスチック片となってマイクロプラスチック汚染が起こっています。実際に、魚の体内から大量のプラスチック片が見つかるといった事例もあります。プラスチックは太陽からの紫外線・浜辺が持つ熱にさらされることで容易にボロボロになり、1つのレジ袋やペットボトルから大量のマイクロプラスチックが発生します。それを海の魚が食べ、その魚を人間が食べ、そのまま排泄されればいいのですが…。プラスチックには汚染物質を吸着してしまう性質があるため、吸着した汚染物質やプラスチックそのものが人体に害を及ぼす可能性があります。もちろん、排泄されずに体に残留する危険性もあります。

この課題の根本的な解決は大掛かりな取り組みが必要ですが、”今、自分たちにできる対策”もあります!1つ目は、使い捨てプラスチックを使わないことです。身近な例では、レジ袋や使い捨てスプーンなどを使用しないことです。2つ目はリサイクルすることです。リサイクルを繰り返すことでプラスチックの使用量を減らすことができ、これ以上マイクロプラスチックが増えることを防ぐことができます。3つ目は浜辺を清掃することです。浜辺に打ち上げられている・捨てられているプラスチックゴミをなくすことで、海へ流出してマイクロプラスチックとなることを防げます。自身の健康・海を守るためにも意識し、できることから始めましょう!

大学生協はSDGsを推進します

大学生協はSDGsを推進します 14. 海の豊かさを守ろう
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

参考

ナショナルジオグラフィック

国際環境NGOグリーンピース

発行元

全国大学生協連合会 全国院生委員会 院生委員長 小金澤光