「地元から考える“平和”」

全国大学生協連院生委員会
 2019.10.23 Vol. 23

70年前あなたの地元は何が起こっていましたか?

こんにちは!愛知教育大学教育学研究科M1のSHです。大学では理科教育学の研究室で環境教育の研究をしています。平成が終わり、新しい時代「令和」がやってきました。どんな時代になっていくのでしょう?平成の時代は多くの災害はあったものの、日本においての戦争はなく平和な時代だったと言われています。しかしその一方、戦争を経験した人々の高齢化により、戦争の話を聞き考える機会が減っています。そこで、まずは地元や今住んでいる身近な場所で、平和に関することに目を向け、考えてみてはどうでしょうか?

私は昨年、静大生協が行っているPeace Now!SHIZUOKAに参加させて頂きました。出身県なので静岡大空襲を知ってはいましたが、空襲跡の残るクスノキ、浅間神社の慰霊碑、建物の焼け跡など実際の空襲の背景や今も残るその跡を目の当たりにしたことで、本当にここで戦争が起きていたんだと現実味を帯びて感じられました。平和を考える時、話を聞いても本で読んでも、知識だけではどこか人ごとのように思えていました…しかし現地を見る、そしてそこが自分となじみのある土地というだけで、他人ごととは思えません。

特に静岡では有名な安倍川の花火大会のエピソードが忘れられません。静岡大空襲で亡くなった何千人もの人は安倍川の河川敷で火葬され、鎮魂のために花火大会が毎年開かれているそうです。そんな身近なイベントが平和の意味が込められていたなんて…こうした身近なことをもっと地元の人が知ることができれば、平和について自分ごととして考える機会になるのではと思います。

さて、あなたの地元では約70年前、どんなことが起こっていましたか?戦争を知っている世代から直接話を聞ける、私たちがその話を次の世代につないでいく。それもよりよい未来を作る私たちの役割かもしれません。まずは、身近な場所から過去を知っていく、そして平和を考えてみましょう!

発行元

全国大学生協連合会 全国院生委員会 院生委員長 小金澤光