全国大学生協連院生委員会 2021.10.13 Vol. 50
大分大学大学院工学研究科のN.Yです。椅子座位に関連する研究をしています。通学などで動くことが減って椅子に座る時間が長くなった、コロナ禍の生活の変化に着目して研究内容を決めました。最近の生活の変化で人と直接会うことが減ったことから、人と人とのつながりに興味を持っています。
友達と直接会うことは減っても、オンラインで会うことは増えたことでしょう。また、オンラインツールはなかなか会えなかった人との久しぶりの再会の場にもなっていることもあるのではないでしょうか?
新生活が始まる時期にはSNSで「#春から〇〇大」などのハッシュタグがついた投稿を目にする機会も多くなりました。新しい環境に飛び込んでいくときの不安解消になっているかと思います。このハッシュタグはコロナ以前からありますが、対面でつながる機会が制限されている今は、手軽な情報源かつ人とつながることのできる貴重な機会です。しかしSNS上にはなりすましアカウントなどもあるため、利用の際には注意しましょう。
やり取りできる人がいるということは、社会から取り残されておらず、新しい環境でも1人ではないという安心感を持つことにつながります。
それでも直接のつながりが減ったことで様々なリスクが生じてきます。そんな時のためにできることを考えてみましょう。SNSの利用では「自分で自分の危険を回避できるように、考えて判断すること」や、「体調を崩してしまったときのために、応急処置方法や病院を調べておくこと」など他にもたくさんありますが、なにより「自分で自分を前向きにすること」が一番手軽に実現できるのではないかと思います。
そして「自分で自分を満たすために自分のことを知ること」も豊かで充実した生活につながっていくと思っています。
大学生協は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています
全国大学生協連合会 全国院生委員会