大阪公立大学生協

食堂・購買・カフェ・無人店舗

~ スマートキャンパス×今までにない体験 新キャンパスならではの、革新的な取り組みの数々 ~

2025年9月、大阪公立大学は、森之宮キャンパスを開設しました。大阪“ヒガシ”エリアの街づくりの先導役となる新キャンパスには、約6,000人の学生や教職員が通う予定です。
9月24日(水)10:00-12:00、大阪公立大学森之宮キャンパスメインアリーナにて「大阪公立大学森之宮キャンパス開設記念式典」が、約300名の招待客・マスメディアを招き、盛大に開催されました。
 
大阪公立大学森之宮キャンパス開設記念式典

森之宮キャンパスは、地上13階建ての建物に教室、研究室や、食堂、売店、ライブラリー、スポーツ施設が一挙に集まっているのも大きな特徴。
 
大阪公立大学森之宮キャンパス
大阪公立大学森之宮キャンパス

これに併せて、大学生協の店舗も新たにオープンしました。大学が掲げる「スマートキャンパス」構想に呼応する形で、「森之宮ならでは」の様々な新しい体験ができる店舗が完成しました。それぞれの店舗名には、大阪公立大学の英語名称「Osaka Metropolitan University」の頭文字「OMU」が用いられています。
 

食堂 OMU Dining(1階・2階)※2階は座席のみ

食堂 OMU Dining(1階・2階)
食堂 OMU Dining(1階・2階)

カフェテリア方式の食堂です。注目ポイントはずばり4つ。  

1. 大学生協モバイル決済の導入
相当な混雑が予想される食堂。大学生協電子マネーはもちろん、コード決済などの⼀般キャッシュレス決済が使えるのに加えて、一部のレーンで事前決済・事前オーダー制の「大学生協モバイル決済」で利用できる「モバイルレーン」を昼ピークに導入しました。食堂に着いてからメニューを選んだり、レジに並んで支払ったりすることなく、スムーズに商品を受け取ることができます。通学中に昼食を予約しておくことも可能なので、売り切れの心配もありません。

2. AI技術を駆使した混雑の見える化  
食堂に設置したAIカメラで混雑状況を匿名化。オーダー待ち列や食堂ホールの混雑具合を見える化し、キャンパス内14か所のデジタルサイネージに表示します。それにより、分散利用を促します。
デジタルサイネージ
混雑状況が簡単にわかりやすく確認できるので、昼休み時間に、利用者が13階建ての建物から一気に1階食堂に集中するのを緩和できます。

3. チャレンジキッチン
出食カウンターの一部を「チャレンジキッチン」とし、「モバイルレーン」としての運用や大学オリジナルメニューや様々な企画メニューの販売を計画します。開学記念メニューとして、学生が考案した「OMUライス」と「総菜玉子丼」を販売!
OMUライス
総菜玉子丼
「OMUライス」(左の写真)
ケチャップライスの上に、ふわふわ卵とハムカツがのっています。大学英語名称の頭文字「OMU」と、大阪公立大学の「公」からハムをとり、ハムカツがのったボリューム満点オムライスが完成!

4. SDGsの取り組み
廃棄物の削減、CO₂排出量の削減、森林資源の消費抑制に貢献できる「バイオマスメラミン食器」を使用。
バイオマスメラミン食器
バイオマスメラミン食器

また、これまで提供していたコップの使用をやめ、マイボトルの使用を促進、ウォーターサーバーを設置します。大学生協がデザインしたマイボトルも販売しています。
 
ウォーターサーバー
マイボトル
大学生協がデザインしたマイボトル

紙コップも5円で販売していますが、集まった資金で上層階のウォーターサーバー設置を検討しています。生協でSDGsを体験し、自ら行動するきっかけとなることを願っています。
 

テイクアウト弁当 OMU Bento ・特設販売拠点 OMU Bento Hub(3階・5階・6階)

 
売店 OMU Shop (2階)
売店 OMU Shop (2階)
特設販売拠点で使用する温蔵カート
特設販売拠点で使用する温蔵カート
 
1階の食堂で製造したテイクアウト弁当(OMU Bento)は、売店(OMU Shop)、カフェ(OMU Cafe)、テイクアウト弁当特設販売拠点(OMU Bento Hub)にて購入できます。テイクアウト弁当特設販売拠点(OMU Bento Hub)は、移動式で昼休みのみ営業。温蔵カートで販売するため、温かい商品を購入することができます。特設販売場所での購入は大学生協モバイル決済限定。スマホで事前に購入場所とメニューを指定して事前決済し、販売場所でスマホ画面を見せるだけでスピーディーに商品を受け取ることができます。

多くの利用が見込まれるテイクアウト弁当(OMU Bento)。使用する容器は「リ・リパック」という、容器の内側に剥がせるフィルムが付着しており、食後にフィルムを剥がし、容器は回収してリサイクルできる弁当容器です。節水、天然資源使用抑制につながります。
 
「リ・リパック」
「リ・リパック」
 

カフェ OMU Cafe (4階)

 
OMU Cafe
OMU Cafe
OMU Cafe
 
焼きたてパンをメインにしたカフェ。こちらで製造したパンは、2階の売店(OMU Shop)でも購入可能です。コーヒーなどのドリンク類も販売しており、購入したものは隣接するラウンジで飲食できます。
   

売店 OMU Shop (2階)

売店 OMU Shop (2階)
売店 OMU Shop (2階)

決済速度向上を目指し、大学生協電子マネー専用のセルフレジを6台導入。一般キャッシュレス決済も利用できます。食堂で製造したOMU Bento(テイクアウト弁当)や焼きたてパン、おにぎり、飲料、菓子類などの食品、文房具、日用品、大学オリジナルグッズなどが購入できます。
売店 OMU Shop (2階)
売店 OMU Shop (2階)
 

無⼈店舗 OMU Base (1階学⽣ラウンジ内)

無⼈店舗 OMU Base

大学生協初!ウォークスルー方式の無人店舗です。事前にLINEからアカウント登録し、決済手段を紐付けしておくと、入口のゲートを通過して好きな商品を手に取り、そのまま退店するだけで自動的に決済が完了します。まさに、大学が進めるスマートキャンパス構想に沿った店舗形態で、まったく新しい購入体験をすることができます。売店開店前や閉店後にも食品や飲料等を購入することができるのも大きなポイント。
無⼈店舗 OMU Base
無⼈店舗 OMU Base

 
新店舗オープンに際して、公立大学法人大阪理事長 福島伸一様よりメッセージをいただきました。

「本法人と大阪公立大生協とは包括協定を締結し、利用者の利便向上に向けたさまざまな連携を進めています。
今回、森之宮キャンパスの福利厚生施設の運営を委託することとなり、大学生協初となるICT活用事例も多く含む大変魅力的な施設をご準備頂きました。きっと主たる利用者である学生も「スマートユニバーシティ」たるOMU新キャンパスの魅力を実感してくれることでしょう。
引き続き、福利厚生・学生支援の観点から我々と共に大阪公立大学や公大高専を盛り上げて頂ければと思います。」
写真右:公立大学法人大阪理事長 福島伸一様  写真左:藤井専務理事
写真右:公立大学法人大阪理事長 福島伸一様 写真左:藤井専務理事

「学生のみなさんに、今までのキャンパスとはちょっと違うぞ!?とワクワクしながら楽しんで利用してもらいたい。」そんな思いがたくさん込められた、大阪公立大学生協の新しい店舗。6,000人のワクワクをのせて、大学と共にこれからも進化していきます。
 
※最新の営業情報は生協サイトでご確認ください
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