暮らしの危機

「学費や生活費の見通しに不安があり、安定した暮らしを継続できない!」

新型コロナウイルス感染防止による自粛・休業などの影響で、学生がアルバイトできない状況になっています。また、保護者の収入が減少するケースも見られ、学費や生活費を工面できない人も多くいます。この先の経済状況については、アンケート回答者のうち「非常に不安」「不安」と回答した学生は60%以上となりました。安定した生活を維持することができない学生が増え、健康で文化的な生活ができていません。

アンケートからの声
「5月の連休明けよりオンライン授業の予定だが、学費は通常通りの高額な金額が引き落とされる。コロナの影響で親の収入が減少する見通しで、大変大変厳しい。頑張って受験勉強して合格したが、入学式を含め一度も登校することなく、コロナによる経済的な理由で退学しなければならないかもと思うと、真っ暗で絶望的な気持ちになる。」
「親に頼らずアルバイトで学費を賄ってきた身として、奨学金の返済が卒業後に控える中、コロナの影響でそのアルバイトすらできず、不安です。」
「もうほとんどお金が入ってこない状況です。今は親の仕送りと奨学金毎月の家賃の分と貯金で生活しています。休業補償があるとの連絡もバイト先から来ませんし、政府から10万円給付されるとしても、心許ない状況です。」