Book Best 10 2022年1月

第1位はTOEIC対策本でも定番中の定番「出る単特急金のフレーズ」。就活スタート直前のこの時期も例年好評です

来客数が少ない中でのランキングとなりました。一般書、文庫・新書とも新刊がほとんどでした。

1位は機械学習プロフェッショナルシリーズ「深層学習」、2015年に発行された本書がついに改訂。
10位の「民主主義とは何か」は2021年本郷書籍部年間ランキングでも１位となりました。
昨年宇野先生のオンライントークイベントを実施したこともありますが、年間を通してよく動きました。
「民主主義」は身近な存在だとは思うけど、実はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
本書は民主主義の本質、歴史、そして未来の可能性が語られていますが、当事者意識を持って考えることの大切さも気づかせてくれます。　
これから社会に出る大学生に是非読んで頂きたい、大学生協として長く販売していきたい本です。

岩波講座世界歴史シリーズは相変わらず好調です。ジョン・ロールズの主著『政治的リベラリズム』や12月刊行の『ジョン・ロールズ』も売れております。

『政治的リベラリズム増補版』ロールズの理論的集大成、ついに邦訳刊行！注目の１冊です。
Ｓｅｒｉｅｓ Ｓｏｃｉａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅ 『社会学』がランクイン、同シリーズ『政治学と因果推論』は再登場でランクイン。注目のシリーズ、いろいろなジャンルの方におすすめです。

1月は専門書・文庫ともに新刊が複数冊売れる月でした。
ランキングには入っていませんが、アンリ・ポアンカレ著『科学と仮説』が筑摩書房と岩波書店から出版され、2冊まとめて購入される方が多かったです。

岩波講座 世界歴史は好調に動いています。
改訂版 の「深層学習」の動きが凄いです。厚さが初版の二倍になりました。

6位『政治的リベラリズム』：『正義論』につぐロールズ第2の主著！本体6300円の高額書籍にもかかわらず、堂々ランクインです。
7位『ｼﾞｮﾝ･ﾛｰﾙｽﾞ』：ロールズの入門書、めっちゃ売れてます！『政治的リベラリズム』と併せてお読みください！

『韓国愛憎』が売れ行き好調。私費、公費共によく売れています。
引き続き面陳列して売上げに期待したい。
その他にまだ終わりの見えないコロナに関する書籍も2冊売れています。

相対的に理系学生の登校率の高さの反映か？
事実上行動制限が強化された月。
次年度への準備なのか、論文作成関係が売れている。
この層は、感染防止の上登校している院生。