「これからを生きる大学生へ、未来を創る人々へ」
〜本を読む人、読まない人、読書に興味がある人、興味がない人〜

全国大学生協連 大築 匡

番外編 Vol.8 読書で走り出そう!―春、新入生たちの“読書マラソン”宣言―

春は何かをはじめたくなる季節。4月から大学1年生になって読書マラソンをはじめたみんなの「頑張る宣言」を紹介します。

  • “受験期あまり読書ができていなかったぶん本を読みまくって読書マラソンをすることで文章構成力を少しでもつける!”(ペンネーム:柊 岐阜大1年)
  • “大学生になり忙しくなると思いますが、受験期に読めなかった分までたくさん読書したいです!”(ペンネーム:なっとう 東京農工大1年)

受験勉強でなかなか好きな読書をできなかったという人は多いと思います。大学生になって自由な時間が増えたからこそ何か目標をもってとりくみたいという人もいるかもしれません。そんな方にとって、「4年間で100冊、1日15~30分、月に1~2冊を無理のないペースで読む」という読書マラソンの目標設定は、ぴったりかもしれません。

  • “高校で読めなかった分、これからたくさんいろんな分野の本に出会いたいです!目指せは4年間で100冊!(月2冊、長期休みは月3冊!)”(ペンネーム:ジャムりんご 東京外大1年)
  • “高校時代はあまり読書をしなかったので、大学4年間では絶対に100冊以上読めるように頑張ります!”(ペンネーム:りゃな 東北大1年)

100冊という目標は単に数字でしかないかもしれませんが、読書の過程で出会った言葉や物語が皆さんの世界を確実に広げると思います。

  • “小学生の頃までは毎日のように小説も論説も読んでいたが、近頃は全く読まなくなっていた。大学生になった今、いま一度文学の楽しさに触れると共に、教養を深めていくために読書習慣を再度つける。”(ペンネーム:Qさん 名古屋大1年)
  • “小説が好きです。でも、受験勉強中には読んでいなかったため読書に対する集中力が落ちているように感じます。このマラソンに参加し明確な目標を持つことで、あらためて本に親しむ生活を送りたいです。”(ペンネーム:はるるん 大阪大1年)
  • “幼い頃から本を読む時間が1番幸せな時間です。小学5年生の時にはこども司書として図書館で働いたり地域のこどもたちに本の読み聞かせをしたりしていました。読書マラソンを通してたくさんの本と出会いたいです。”(ペンネーム:はぐメタちゃん 広島修道大1年)

読書は一人でする行為ですが、読書マラソンにエントリーしてもらえば、全国にいるたくさんの読書好きな大学生とつながることができます。自分の好きな本への推しコメントが誰かの目に留まり、誰かがその本を手に取るきっかけになるかもしれません。受験勉強が忙しく読書から離れていた方も、ゆっくりと自分のペースで読書をもう一度始めてみませんか。読書マラソンがそのきっかけになったらこんなに嬉しいことはありません。皆さんのエントリーを待っています。