歌人、そして小説家としてもご活躍の雪舟えまさんに、読書の思い出を綴っていただきました。学生時代に敬愛していた作家たちの作品や、大学の近世文学ゼミで触れた村上春樹作品、そして卒業後に出会ったジャネット・ウィンターソンの作品。雪舟さんの、それぞれの作品に触れたときのエピソードひとつひとつに、ほっこりしてしまうハートフルなエッセイです。
小説家・初野晴さんのご登場です。9月にシリーズの第5弾『惑星カロン』が刊行され、2016年にはついにTVアニメ化が予定されている「ハルチカ」シリーズはみなさまよくご存じの作品ですが、今回は最新作をふくむシリーズ創作の裏側や初野晴作品についてたっぷり伺いました。初野晴さんファンもそうでない方もぜひご一読ください。
金城学院大学(名古屋市)の小松史生子先生にお話を伺いました。学生時代は本漬けの生活をされ、卒論のテーマは江戸川乱歩という小松先生。研究や読書遍歴のお話にとどまることなく、話題はお姫様論やアナ雪の話まで広がります。
富山県南砺市にある木彫りの町井波を訪れ、いずみ委員が木彫り体験をしてきました。井波彫刻とはどんなものがあるのか、井波とは……、木彫り体験を通して観光協会の方や職人さんと触れあったエピソードを交えてご紹介します。
冬です。あたたかいお部屋でほっこりしたくなるこの季節。あなたのココロとカラダにいろんな「ぬくもり」をお届けします。今回は温泉や生姜のレシピ、動物カフェ、本……なんてゆるい企画ばかりではありませんよ。アタマもカラダも目覚める「筋トレ」もご用意いたしました。お好きなものを、どうぞ♪
このほか、大好評、西村朱美さんの連載エッセイ「好きならしょうがない」、「いずみ委員のリレーエッセイ」、洋書シリーズ「Reading for Pleasure」、「出版社のおすすめ本プレゼント」などレギュラーコーナーも健在です。そして今回は、6月から10月10日まで開催された「第11回全国読書マラソン・コメント大賞」の結果発表が掲載されています。また、新企画「くま子のうただより」もスタート。「BOOK REVIEW」や投稿「私の読書」など、内容盛りだくさん。どうぞお手にとってご覧ください。
●「よみとも倶楽部」……ご紹介いただける活動を募集中です。
いろいろな大学で取り組まれている読書にかかわる活動をご紹介する新しいコーナーです。活動の規模は大・小関係なく、お茶をのみながらのんびり本について語り合うささやかなものから、大勢の仲間と開催するイベントまで、大学生が主役の活動なら何でもOKです。「私たちの活動を紹介したい!」という方は、編集部までご一報ください。145号は、東京農工大学PapyTATをご紹介します。
●「今日もひとりの手仕事日和」……手軽にできるハンドメイドをご紹介しています。読者の皆様が「こんなものをつくってみたいけど、まずは『読書のいずみ』で紹介して!」というものがありましたら、編集部へリクエストをお寄せ下さい。
●「くま子のうただより」……短歌の企画がスタートしました。この企画の行く末は皆様の参加状況次第。今回の短歌に返歌、イラスト、感想等なんでもOKですので、ぜひぜひご参加ください。
●「2016年度読者スタッフ募集」……読者スタッフの方には、『読書のいずみ』の誌面作りにかかわるご協力をお願いしています。企画提案や「読書日記」の執筆、特集の取材・原稿執筆、ときには「座・対談」「わが大学の先生と語る」のインタビュアーなどを務めていただくことがあります。応募に関する詳細は、『読書のいずみ』145号のP.75をご覧ください。
上記いずれも、編集部メールアドレス(izumi@univcoop.or.jp)へ
◆初野 晴(小説家) VS 熊崎菜穂(金沢大学)
◆小松史生子(金城学院大学) VS 藤森映美・西尾真実
◆水野邦太郎
◆任冬桜(いずみ委員・東京大学)
第0回「金木犀と金曜日」
『おとめの流儀。』(小嶋陽太郎/ポプラ社)
◆杉田佳凜(広島大学)
◆河合さやか
◆西村朱美
◆門脇みなみ
東京農工大学読書推進委員会 PapyTAT
◆中野正隆
◆読書マラソン二十選!
〜第11 回全国読書マラソン・コメント大賞 受賞作品〜
◆いずみスタッフの読書日記
◆北野晶子
◆任冬桜
◆麻生麗子
◆いずみ委員
◆長谷川敦美(大阪教育大学)
※本誌記事・写真・イラストの無断転載を禁じます。
『読書のいずみ』は大学生協の書籍店で無料配布しています。
品切れの際は、一冊につき82円切手4枚を同封の上、編集部にお申し込み下さい。