伊坂幸太郎さん(小説家)
VS
母里 真奈美さん(東北学院大学教養学部2年)
北岸 靖子さん(奈良女子大学博士研究員)
新潮文庫/本体 670 円+税
ある所では謎の首折り事件が多発中、また他の所では泥棒と探偵を生業にする男がいて、またある所では誰かが嘆いている。全てのはなしがどこかでつながっている連想ゲームのような短編集。(母)
文春文庫/本体 780 円+税
死神の千葉が今回担当するのは子供を殺された夫婦。彼らは無罪放免となった殺人犯への復讐を計画するが、事態は二転三転思わぬ方向へ転んでいく…。生きていくのは大変だと単純に思いました。(母)
講談社/本体 1,500 円+税
法に則って処分を受けると、罪は償われたことになる。でも世間は犯罪者を許さない。たとえそれが過失による事故だったとしても。どうすれば皆幸せになれるのだろうと考えさせられた。(北)
朝日文庫/本体 780 円+税
車は人間たちが知らないことを知っている! 「ミステリ× 家族愛 × 車=最高 !!」の方程式がここに爆誕しました。車が主人公だからって敬遠するのはもったいないですよ!(北)
集英社文庫/本体 560 円+税
楽しげなタイトルに反して、登場人物たちは全然バケーションしていない。人生にバケーションなんかあるわけないだろ! 必死に足掻け! と声が聞こえてきそうな連作短編集。(北)
集英社文庫/本体 540 円+税
仙台に暮らす伊坂さんが遭遇した、ちょっとおかしな出来事を面白おかしく描き出しています。遭遇した人が、感じる人が、書く人が、心配性の伊坂さんだからこそ面白いと思えるエッセイ集。(母)
光文社/本体 1,600 円+税
伊坂幸太郎史上最恐の長編小説。中世ヨーロッパで行われた魔女裁判のような制度が現代の日本で施行されたら、そしてあなたや身近な人が魔女として捕えられたら、あなたはいったいどうする?(北)
幻冬舎/本体 1,400 円+税
あの人は恋を探してて、ある人は失恋して、あの子はモテモテで、またある謎の人は訪れる人に音楽を届ける。小夜曲を聴きながら読みたい、小さな世界の日常をのぞき見ている気持ちになる作品。(母)
講談社文庫/本体 600 円+税
子供は複数になるとチャイルズではなく、チルドレンに、別物になる。伊坂作品の登場人物たちも複数になると超やばい。常識では考えられないようなことをしでかす。つまり、とても面白い!(北)
新潮文庫/本体 670 円+税
気がつくと不思議な人々が住む島に、伊藤はいた。強盗に失敗した彼はいつの間にか居た島で、未来が見えるかかし、優午に出会う。ファンタジーでも SF でもなく、ちょっぴりミステリーな話。(母)
祥伝社/本体 840円+税
文藝春秋/本体 1,800円+税
中公文庫/本体 629円+税
新潮文庫/本体 940円+税
講談社文庫/本体 640円+税
角川文庫/本体 590円+税
創元推理文庫/本体 648円+税
新潮文庫/本体 670円+税
※伊坂幸太郎さんへのインタビューは、まだまだ続きがございます。
続きをご覧になられたい方は、大学生協 各書籍購買にて無料配布致しております『読書のいずみ』2017年3月発行NO.150にて、是非ご覧ください。
伊坂幸太郎さんのお話はいかがでしたか?
伊坂さんの著書『サブマリン』(講談社)のサイン本を5名の方にプレゼントします。本誌綴込みハガキに感想とプレゼント応募欄への必要事項をご記入の上、本誌から切り離して編集部へお送りください。
こちらからも応募ができます。
プレゼントの応募は 2017年4月30日消印まで有効。
当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
■略歴
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。
2000 年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。'04年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第 25 回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第 57 回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。'08年、『ゴールデンスランバ一』で第5回本屋大賞と第 21 回山本周五郎賞を受賞。近著は、『陽気なギャングは三つ数えろ』、『火星に住むつもりかい?』、『キャプテンサンダーボルト』(阿部和重氏との共著)等。'04年刊行の『チルドレン』に登場した家裁調査官・陣内と武藤が活躍する書き下ろし長編『サブマリン』が、'16年に刊行。『読書のいずみ』には100 号(2004 年秋号)、125号(2010 年冬号)に続く三度目の登場。