読書マラソンWEB版

『小・中・高に通わずに大学に行った私が伝えたい 不登校になって伸びた7つの能力』著:吉田晃子、星山海琳 出版社:廣済堂出版

愛知教育大学
岸 陸斗

表紙

『小・中・高に通わずに大学に行った私が伝えたい 不登校になって伸びた7つの能力』著:吉田晃子、星山海琳 
出版社:廣済堂出版

もし、あなたに子供がいるとして…、子供が急に「学校は全く面白くないから行きたくない!」と言い出したらあなたはどのような対応をとるでしょうか?また、「不登校」というものに関して、マイナスなイメージを持っている方も多いのではないかと思います。

この本は、タイトルにもあるように、著者の方の、小・中・高校に通わずに大学に行った経験から、学校に行かずともたくさんの学びを得たという経験がたくさん記されています。

私は筆者の方の、起業・ホームページ立ち上げ・アルバイト…などの経験を通じて、「学校に行かなかったからこそ」、社会で大いに生かすことのできる学びや能力が身につくこともあると気づきました。

また、当たり前のように学校に通っていた私にとっては、これまであまり気づくことのできなかった、「なんで一年間同じ人たちと一緒に過ごさないといけないのか」「なんでチャイムでやりたいことを止められないといけないのか。」などといった、今の学校の問題点・疑問点についてたくさん知ることができ、学校の先生を目指している私にとって、とても大きな気づきとなりました。

私は、この本を読んで、「学校で学ぶって何なんだろう?」「学校の在り方は?」「学ぶってどういうことなんだろう?」っていうことについて深く考えさせられました。

この本は、決して不登校を奨励するようなものではありませんが、この本を読んで、「こんな学びの形もあるんだ!」「学びにはこんな捉え方や方法もあるんだなあ」というという新たな気づきが生まれると思います。ぜひ私はこの本が「学び」についての視野が広がる一冊だと思うので、ぜひ読んでみて、筆者の方の経験に深く触れてみてください!

愛知教育大学 岸 陸斗