唐突ですが、皆さんは普段の生活の中で“教える”という経験はどれほどあるでしょうか。私は仕事をしながら、“教える”場面が多くあります。皆さんも学校や仕事だけでなく、生活の中で“教える”ことがあるのではないでしょうか。しかし、いざ“教える”となると困ったことに、上手く伝わらず時間が掛ってしまうことがあります。きちんと教えたはずなのに、教えた通りに相手が行動してくれない、教えているのに相手が浮かない表情をしているなんてことがあります。皆さんは同じような経験をしたことがありませんか。
本書は効率の良い上手な“教え方”本書でいうところの「教えることの科学と技術」=インストラクショナルデザインの理論を分かりやすく説明しています。また、本書の中では楽しいマンガもあり、インストラクショナルデザインをやさしく理解しながら読み進めることができます。
これまで“教える”ことが上手くいかずに、なぜ上手くいかないのだろうと悶々とすることがありました。本書を読むことで相手がどのようなステップで学習効果を得られるのかが分かるようになり、“教える”ことに物怖じしなくなりました。
熊本大学生活協同組合
学生会館ショップ
書籍担当 吉谷裕哉
ぜひこれまでの自身の経験を振返りながら読んで、実践してみることをオススメします。そうすると“教える”ことに自信をもてるようになるはずです。