生協職員からの新刊お奨めの本紹介

『「聴能力!」-場を読む力を、身につける。』 伊東乾 ちくま新書

著者:伊東乾  ちくま新書

この新書のオビには『「聴く」から始まる。心がつながる』と書いてありました。ちょうどこの本に出会う前日に「傾聴」の重要性を学んでいたため、『聴』という文字に目が止まったのかもしれません。響きだけでいうと「超能力」ですが、そんな大層なお話しではなく、円滑なコミュニケーション実現には欠かせない聴く能力について書かれた本です。この本を読んでまず思ったことは、「耳」としての機能「聴覚」の奥深さについて知らないことが多かったということです。みなさんは「第六感」というと何をイメージするでしょうか?この本で著者は『第六感というのは「五感」の影に隠れて見えにくくなっているものの、誰もが持っている「聴覚」が働いている」と言っています。つまり「聴覚」は音を聴くだけの働きだけではないということです。

「コミュニケーションが上手になりたい!」「人を惹きつけるプレゼンができるようになりたい!」「相手が喜ぶ話しがしたい!」など話すこと(発信力)を磨きたいと思っている人こそ、まずは「聴く」ことに注目してみませんか?これまでと違った空間づくりができるかもしれません。文中には指揮者を仕事とする著者ならでは「聴く」テクニックやトレーニング方法が紹介されています。読まれる方の視野が広がることを願ってこの本をお薦めしました。


島根大学生活協同組合
松江ショップ
井上貴行

この本を含め新書には自分の領域(テリトリー)や可能性を広げるヒントが沢山あります。皆さん、是非本を読みましょう!