生協職員からの新刊お奨めの本紹介

『野宿入門』 草思社文庫 かとうちあき

表紙

著者:かとうちあき
草思社文庫

皆さんは野宿したことがありますか?貧乏や旅人のするイメージが強いかもしれませんが意外と野宿目的で野宿をする人もいます。筆者もその1人であり、私自身もその1人です。

自然の空気にあたって星空を見ながら眠りにつく。また、大きな開放感のもと恐怖と戦いながら眠りにつく。こんなにわくわくする一夜は普段生活していてありますか。野宿だからと言って一概に馬鹿にはできません。学べることはたくさんあります。人それぞれ学ぶことは違いますが、私は生きる喜びを肌身で実感できました。次の日を無事に迎える喜び…これは野宿でしか経験できません。また、野宿ってしていると楽しくなり、普段の生活から「ここなら野宿が出来る」など野宿スポットを無意識に探すようになります。これも野生本能を取り戻した一種の学び?だと思っています。


長崎大学生協 文教2F店
書籍担当:豊岡 敬大

本書を読むことで野宿の偏見はなくなります。むしろ何か新しい考え方が生まれる可能性があります。内容の濃いものだとは思いませんが、自分を変えたい、自然に触れたいと思っている人や経験者にしか分からない共感できる内容がたくさんあります。野宿に興味がある人、経験したことある人は1度読んでみてはどうでしょうか。新しい自分を発見できるきっかけになるかもしれませんよ。